フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
ソリアノさんについての紹介記事はこちらから »
2017.5.10
▲アート作品の展示会場だった、村の小さなチャペル
会場となっている村のひとつに、畑で回収したフラックスから繊維を取り出す作業を
行う工場があるのですが、プログラムの中に見学会がありました。
州内で収穫されたフラックスは全てこの工場に集められ、
ここで繊維になったリネンが世界中に輸出されています。
▲回収したフラックスから、叩いたり梳かしたりして繊維を取り出します。作業を繰り返すことで、最初はゴワゴワしていた繊維が ”亜麻色の髪” のようになります
商品になったリネンの魅力は勿論素晴らしいですが、
お洋服や生地になる前の、糸や繊維、畑から作物が育って・・・と
出来上がるまでの工程もまた面白いです。
▲小学校の前にあった看板
▲小学生たちが作ったリネン作りの工程が書かれたパネル