15.4.15
5月9日(土)10日(日)、二子玉川のSHEDで「スズキエミさんの台所」が行われます。当日スズキさんが教えてくれるのは、野菜そのもののおいしさを活かしたお料理。デモンストレーション形式で紹介します。毎日のごはんや道具のことなど、いろんなお話も聞けますよ~。先日、ひとあしはやくお料理を習ってきましたのでその模様をレポートしますね。
■にんじんとしらすの炊き込みごはん
まず教えてもらったのが、にんじんとしらすの炊き込みごはん。
研いだお米にお酒、オイル、塩を入れ、
鬼おろしでおろしたにんじんとしらすをのせ、火にかけるだけです。
スズキさんは毎日のごはんを炊飯器ではなく、土鍋で炊いているそうです。
スズキ:「今日の炊き込みごはんは、この鍋なら
火加減せずに18分で炊きあがりますよ」
エンベロープ:「それは炊飯器よりも早い!
土鍋って難しそうに思っていたけど、実は手軽なんですね」
やがて鍋が「できましたよ~」と合図しているかのように、ぴゅーっと湯気が。
蒸らしてから蓋を開けてみると、とてもきれいなにんじん色のごはんが
ホカホカとできあがっていました!
炊けたごはんはおひつへ。
「こうすれば余分な水分が吸収されるから炊きたてはもちろん
冷めてからもおいしくいただけます。うちでは沢山炊いて、
その日に食べる分をこのおひつに入れておくんですよ」
■きゃべつといんげんのくたくた煮
つづいて教えてもらったのが、にんにくオイルでたっぷりの
きゃべつといんげんを蒸し煮にする一品です。
スズキ:「きゃべつの葉はこんな風に手で食べやすい大きさに
ちぎってください。お子さんのお手伝いにもおすすめです」
エンベロープ:「これなら安心してまかせられますね。子供が手伝うよって
言ってくれるけど何をやらせたらいいか考えてしまって。スズキさんの
息子さんは3歳でしたよね。ほかにもおすすめのお手伝いはありますか」
スズキ:「そうですね、ゆで卵の殻に細かくヒビを入れておいて
殻むきをしてもらったり、だしに使う煮干しの下処理をお願いしてます。
楽しんでやってくれますよ」
■茹で鶏 トマトソース おろしきゅうりのソース
メインは野菜のソースをかけた茹で鶏です。
鶏肉料理の時、スズキさんはいつも洗ってから調理します。
「鶏は肉の中でも傷むのが早いし、臭みがとれるので洗うといいですよ。
洗ってみると結構汚れているのがわかると思います」
ソースは2種類。
子供用にはこちらのトマトソース。トマトの皮をむいて(湯むきよりも
直火が簡単)ざっくりとカットし2、30分ほどぐつぐつと煮るだけの
シンプルなものですが、トマトの甘味がぐんと出ていました。
こちらを軽く味付けをして鶏肉に添えます。
大人にはきゅうりをおろして醤油・みりん・酢で味付けしたソースを。
おろしたきゅうりの汁を味見させてもらったところ、
爽やかなフルーツジュースのようでした。
「苦手な野菜も調理方法を替えてみると、
食べられたりするんですよ。きゅうりもこうやって
すりおろしてみると食感が全然違いますよね。
香りが苦手な場合は皮をむくともっと食べやすくなりますよ」
■いただきまーす
できあがった料理は伊藤環さんのプロダクト「1+0」の器に盛り付けて、
大人プレートと子供プレートの完成です!
ほのかなにんにくの香りが食欲をそそる野菜煮と、
爽やかな野菜ソースと一緒に食べる茹で鶏。
どちらも優しい味の炊き込みご飯がどんどんすすんでしまうおいしさでした。
スズキさんの3歳の息子さんも
もりもりと食べてましたよ♪
■5月9日10日のイベントでは
今回習ったのは、どれもシンプルで
すぐに試してみたくなるものばかりでした。
混ぜご飯をエスニック風にしたり、
野菜煮をパスタの具や和風にいただいたりと
アレンジ方法も教えてもらったので
なんだか沢山のお料理を覚えた感じです。
もちろん5月の催しでもおいしくするための
ポイントや、アレンジ方法など色々と学べますよ。
あと私は野菜嫌いな息子のことやお手伝いのことなど
あれこれスズキさんに相談してしまったのですが、
なるほど~というアドバイスをいっぱいいただきました!
スズキさんの料理教室は同じメニューでも
参加する方に合わせて毎回内容が違うそうです。
せっかくいらしていただいたのだから、
聞きたいことをどんどん質問してくださいねと
おっしゃってましたよ。
毎日のごはんをつくる人は、何をつくろう?からはじまって、
色々と悩みはつきませんよね。台所に立つ時間を楽しくさせてくれる
「料理家スズキエミさんの台所」、みなさんもぜひ参加してみてください♪
ご応募はこちらからどうぞ。