秋からはじめる革小物のおしゃれ

「今日はどのバッグを持とうかな。」
毎日持ち歩くバッグは、着ていく服に合わせるだけでなく、
開けたときの中身もコーディネイトすると、不思議と背筋がしゃんとします。
何気ない暮らしの場面で、“人となり”がのぞくところだからこそ、
自分らしく丁寧にそろえてみませんか。

木肌のように深みのある赤茶色“アカジュー”のバッグに、同じ色味の革小物を合わせました。赤みがかった茶色が、甘く切ない秋の気分によく似合います。バッグは紐の長さを調節できるタイプ。お財布、カードケース、ポーチの3つの革小物がきちっと収まって、おしゃれしてのお出かけにちょうどよい大きさです。

秋色のコーディネイトにしっくりくる
艶をおさえた上品な赤茶色

  • リゼッタが旅の革小物として提案しているこちらは、普段使いのカードケース兼メモホルダーとしても活躍

  • ポーチも同じアカジューの革で大人の雰囲気に。こまごまとした化粧品類を入れればバッグの中がすっきり

  • リゼッタの旅の革小物3点セット+エコバッグが収まりました。内ポケットも付いているので、カギをしまっても

斜め掛けできるショルダーバッグに、お絵描きセットや自由帳を詰めてお出かけ。カジュアル寄りの茶をベースにまとめると、軽やかな休日スタイルになります。ふっくらお茶目ながま口タイプのお財布は、ポーチとして使用。ひとくちに茶色といっても、濃淡、風合い、艶もいろいろ。よーいドンで使い始めて、変化を競うのも楽しみです。

斜めがけでバッグはちょうど腰の位置。
荷物をいっぱい詰めても軽快

  • 中を開けるともうひとつがま口のポケットがあるリゼッタのお財布。スペースを上手く使って充電器やUSBを整理

  • A4のノートがすっぽり入ってまだまだ余裕。リネンの内ポケットには携帯電話やハンカチを入れて行方不明防止

意外と荷物がかさばるお弁当の日。そんな日のために、おしゃれに使えるたっぷり収納のバッグを選びました。荷物をぽんぽんっと多少ラフに入れても、内袋のフタをかぶせてボタンで留められるので便利です。ポーチとして使ったのは、コホロのデジタルカメラケースと三角財布。いずれもしっかりとマチがあるので、意外なほどよく入ります。

オンオフ両方に持てる愛らしいバケツ型。
持つだけで秋の雰囲気に

  • 三角財布には針山、メジャー、小さなはさみや糸を詰めて、マイお裁縫セットに。三角の立ち姿がかわいい

  • デジタルカメラケースには、毎日使うコスメを入れて。化粧筆やマスカラ、クリーム類が気持ちよく収まります

  • 細かな荷物を放りこんでも、フタをしてしまえば大丈夫。こちらは今シーズンの新作(9/11からご案内予定)

男性にもおすすめしたいコホロのリュック。黒×紺で統一すると、すっきりと清潔感のある雰囲気になります。中に詰めたのは、お財布、筆箱、名刺入れ、カメラ、キーホルダー、雑誌に着替え。それでもかなりゆとりがあります。またこのリュックの魅力は充実のポケット。背中に接する部分にもポケットがあって、定期を入れるのにおすすめ。

カジュアルになり過ぎない革のリュック。
スーツ姿に合わせるのもおすすめ

  • ミニマムなデザインのANDADURAのファスナー長財布。持ち物も必要最小限にして、スマートに整理整頓

  • 左サイドに付いているポケットには名刺入れを。さっと取り出せて便利です。小さいペットボトルもぴったり

  • 雑誌を折ったり丸めたりしなくても、立てた状態で収納できるのもうれしいポイント。カメラもころんと入ります

「はじめまして」と挨拶を交わしたときの名刺入れが、
新品じゃないのに、どこかきちんとしていて、誠実な人柄をあらわしているようだった。
お会計のときにバッグから取り出したお財布は、年季の入ったつやつやの飴色で、
「いい色ですね」とほめたら恥ずかしそうに笑った。
そんな風に、毎日の暮らしの中で手に触れる革の小物は、くり返し使うほど、
だんだんとその人に近づいていきます。
ここでは4つのスタイルをご紹介しましたが、ひとつひとつ買い足して、自分らしく。
秋からのおしゃれプランに、革の小物をぜひ取り入れてみてください。(E