高い山にのぼるかのような、大きなプロジェクトのイメージがあるハンドニットのセーター。でも編み物をする人にとっては、挑戦してみたいアイテムなのではないでしょうか。ムーリットの「バルキーセーターキット」は作り方がシンプルで、ざくざくと編み進められる太めの糸をセレクト。なのでセーターが初めての方にもおすすめです。
キットにセットしている糸がこちら。
とても太いですよね。
ゆるめに撚られたアルパカの糸です。
触ってみるととても柔らか。
セーターになるとより温もりが増し、薄手のインナーの上に着るだけで充分な暖かさ。モコモコの羊を抱きしめたらこんな感じなのかもしれません。
針は10mm80cmの太めの輪針がおすすめです。
輪針といえば、以前こちらでもご紹介しましたが、筒状に編める針です。
袖を編む時はコードを引き出して編んでください。
やり方はこちらをご覧ください。
このセーターは身頃・袖ともに輪に編んでいくので、つなぎ合わせる手間いらず。
つなぎ目のごわつきがないので、仕上がりもきれいです。
工程は、身頃を脇の下くらいまで編み休めておき、袖を2本編みます。その後、休めていた身頃の糸を使って、左袖、前身頃、右袖、後身頃と編み進めてできあがりです。
編み方は一目ゴム編みとメリヤス編みのみなので、
根気さえあれば初心者の方にも取り組みやすいかと思います。
ざっくりとボリュームのあるセーターなのでバランスを考えてパンツスタイルなら、細身のものを。メリハリがつけられるのでおすすめです。
スカートととの相性も○。ロングスカートと合わせると、今らしいコーディネートに。ふんわりとした優しいシルエットを描いて。