毛布に包まれた時のほっとした気持ちに似た、
優しい着心地。はじめて袖を通したのに、ずっと
大切に着てきたもののように自分に馴染む「BLANKET」の服。
その春夏アイテムが、エンベロープに届きました。
BLANKETは、アパレルメーカーで服作りをしていた
藁谷真生さんが手がけるブランドです。「素材に
こだわり、そのよさを生かしたものを作りたい」と、
スタートして3回目の春を迎えました。
肌に触れた時の心地よさ、深みのある色。BLANKETの服は、
リネンなどの自然素材を手で染めた生地を使って
作られています。
「グランジール手法といって、日本独特の方法で加工して
いるんです。なので、どことなく日本らしい色に仕上がって
いるかもしれませんね。機械ではなく人の手で染められて
いるから、凹凸のある自然な表情になるんですよ。リネン
素材だから、着ていくうちに増していく風合いも楽しめます」
(藁谷さん)
エンベロープに届いたのは、リネンならではのシャリ感のある
シャツや、ずっと着ていたくなるような柔らかなニット、身体の
動きに合わせて美しいシルエットを描くチュニックなど…。
暖かくなってくるこれからの季節をより気持ちよく
過ごせそうなアイテムが揃っています。
どれもデニムパンツと相性がよく、気負いなく着られる
日常のための服ですが、それでいてきちんとした
雰囲気になるのは、色や質感、そして細かいところまで
考えられたデザイン、サイズ感によるところのものでしょう。
1枚で着映えして凛とした空気が漂うBLANKETの服。
身に纏えば、普段の日も特別な1日に
感じられるかもしれません。