前回は「作り目」を学びました。
できるようになりましたか。
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はい、写真を見ながら復習しました。でも実はこれで正しいのか自信がない箇所もあって…
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それでは動画でおさらいしましょうか。
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大丈夫、針の入れ方や動かし方もあってました!
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では今回のテーマ「表編み」と「裏編み」にいきましょう。
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まずは表編みです。
編み地を裏に返して左手で持ちます。
糸玉につながっている糸は、針の奥側に位置させておきましょう。右の針を手前から奥に入れます。
そして右手の針に、奥にある糸玉につながっている糸を時計とは反対まわりに
くるりとかけます。糸をくるっとかけた状態で、針を目の手前に移動させます。
くるっとかけた糸を引き出す感じです。左の針から目をはずします。
これで表目が一目編めました。
ポイントは「糸玉側の糸は編み針の奥側に」「針を入れる方向は手前から奥に」と
「糸をかける時は時計とは逆回りに」の3つです。 -
ここでも針の入れ方、糸のかけ方が大切なんですね。
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そうですね。おさらいをかねてもう少し編んでみましょう。
(1)針を手前から奥に入れます。
(2)針に糸を反時計回りにかけます。
(3)針を目の手前に移動させます。
(4)針から目をはずします。
では正しくできているか動画で見てみましょう。
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つづいて裏編みです。
表編みの時とは逆に、糸玉につながっている糸は針の手前に持ってきましょう。右手の針を左手の針にかかっている目に入れます。
針を入れる方向は表編みとは逆に、奥から手前にです。そして右手の針に、手前にある糸玉につながっている糸を時計とは反対まわりに
くるりとかけます。糸のかけ方は表編みと同じです。針を左の針の目の中に入れます。右の針にかけた糸を向こう側へ引き出す感じです。
左の針から目をはずします。
裏編みのポイントはも3つ。「糸玉側の糸は編み針の手前に」
「針を入れる方向は奥から手前に」「糸をかける時は時計とは逆回りに」です。おさらいをかねてもう少し編んでみます。
(1)針を奥から手前に入れます。(2)針に糸を半時計回りにかけます。
(3)針を目の中に入れます。
(4)針から目をはずします。
一連の動きを動画で見てみましょう。
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この表編み、裏編みができるようになると、色々と応用がききます。こちらを見てください。
左は作り目をし、ずっと表編みをしていく「ガーター編み」です。
1段編み終わったら編み地を裏に返して同様に表編みをしていきます。右は1段表編みで編んだら、編み地を裏に返して裏編みを1段編みます。
この表編み、裏編みを交互に繰り返すのが「メリヤス編み」です。 -
聞いたことがある編み方です。
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さらに表、裏を交互に編み縦に揃える「ゴム編み」や、
表、裏を縦横交互に組み合わせた「かのこ編み」などもあります。 -
二つできるだけで色んなことができるようになるんですね!
何だか編める人になった気がしてきました。 -
とじ方を覚えれば、マフラーも編めますよ。そのとじ方は次回で。
ほかに編み地の幅を広げたり狭めることができる
「目を増やす」と「目を減らす」もやってみましょう。 -
今回はとても重要なことを学んだのですね。次回までにできるよう練習しておきます。