ムッシュムーリットと一緒に編み物はじめて教室 かぎ針編 棒針編はこちらから

大量生産はできないけれど丁寧に作られた糸、
編んでいて気持ちのいい糸、編んだものを使うことで幸せな気持ちになれるような糸。
そんな糸や道具、キットなどを販売、企画展ワークショップも定期的に行われています。

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  1. 1時間目:編みはじめましょう 鎖編み 細編み(14.8.7up)
  2. 2時間目:長編み 中長編み 長々編み 引き抜き編み(14.8.19up)
  3. 3時間目:円を編む(14.9.8up)

1時間目:編みはじめましょう 鎖編み 細編み

かぎ針編みと棒針編みの違いって?

  • ムッシュムーリット、お久しぶりです!
    ムーリットからかぎ針で編むバッグや帽子のキットが発売されて、かぎ針もできるようになりたいなぁって思っていたんです。 前回の棒針レッスンの時のようにいちから教えてください。

  • わかりました。まず棒針とかぎ針の違いですが、使う道具が違いますよね。 かぎ針編みは先がフックになっている針1本で編んでいきます。

    かぎ針

    針のサイズは2/0号から10/0号まであり、数が大きくなるほど太くなります。 棒針と同じように、糸によって使う針は異なりますのでお店の人に確認するか糸のラベルを見てみてください。 ムーリットには様々なサイズのかぎ針が8本入ったセットをご用意しています。 これからはじめようという方におすすめですよ。

    かぎ針セット

    リネンのがま口ポーチに収納するムーリットのかぎ針セット。小さいサイズが4本入ったSサイズと大きいサイズが4本入ったLサイズがあります。明るいカラーの内布がポイントです。

  • 持ち手が竹なんですね。サイズが刻印されているのも素敵、かたちから入る私にぴったりです(笑)。

  • ちょっぴり宣伝でした。道具だけでなく棒針編みとかぎ針編みでは編み地にも違いがでます。 同じ糸で同じものを編むと、かぎ針編みの方が地が厚くなるのです。 また伸縮性がないので、バッグやコースター、アクセサリーなどかたちがかっちりとしていてしっかりと編みあげたい時にむいています。

鎖編み

  • さっそく編んでみましょう。かぎ針はこんな風にもってください。

    針の持ち方

    そして糸端を5〜6cm残して手にかけます。こうです。

    糸のかけ方1 糸のかけ方2 糸のかけ方3

    最初の目は針を糸にあてて回転させてつくった輪から糸を引き出して作ります。 これは作り目の数に数えません。 つづいて「鎖編み」という方法で作り目をするのですが、ここは言葉で説明するより動画の方がわかりやすいと思います。 最初の目をつくるところから一連の動きでご覧下さい。

細編み

  • 作り目ができました。動きを覚えてしまえば、鎖編みは簡単ですね。

  • では次に「細編み」をやってみましょう。 まずは立ち上がりの鎖を一目編みます。

  • 立ち上がり?

  • 立ち上がりとはそれぞれの段の最初に編む、鎖編みのことです。

  • さっき習った鎖編みを一目つくればいいんですね。

    細編み1

    鎖編みを一目編みました。

  • そうです。そうしたら、作り目の裏山に針を入れます。

  • え?裏山って?

  • ここは大事なところなので細かく説明しましょう。こちらは鎖編みを表から見たところ、

    表1

    そしてこちらが裏からみたところです。

    裏1

    細編みの1段目はこの鎖の裏にある裏山を拾っていきます。
    立ち上がりの目は拾わないよう注意してください。

    裏2

    ではやってみましょう。
    裏山に針を入れて、糸を針にかけて引き出します。

    細編み2 細編み3

    針にかかった2本の糸を一度に引き抜きます。

    細編み3

    これで細編みが1目編めました。

    細編み4

    2目め以降を編む動画をご覧ください。

    細編みが1段編めたら、編み地を回して2段目を編みます。 編み地の回し方ですが、編み地の右側を向こう側へ押して半回転させます。 そうすると編み地の左側にあった針が右にくるので2段目を編みはじめてください。

    細編み5

    2段目は、また最初に立ち上がりの鎖編みを一目編みます。 そして次に拾うのは「前段の頭の鎖2本」です。

  • 頭の鎖2本?それはどこの部分ですか。

  • 図で説明しましょう。

    図:2段目以降は頭の鎖2本を拾います

    2段目以降はこのように頭の鎖2本を拾って編んでいきます。

    細編み完成

    今日のレッスンはこれで終わりです。 細編みで正方形に編んでコースターをつくってもいいですし、つなぎ方を覚えればこんなカードケースもつくれますよ。

    カードケース

    細編みで編んだ2枚の長方形をつないでつくるカードケース。

  • かぎ針編みはどこの目を拾うかが大切ですね。正しい場所に針を入れられるように復習します。

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