針仕事のはなし

型紙でつくる ジレにもなるワンピース




リネンバードから、40cm幅、60cm幅といった
短めの幅の布がいくつか届きました。
今回は、この布幅を生かしてつくる小物を教えてもらいます。
幅いっぱいに使うことで織り止りの耳の部分は始末しなくてよく、
どれも直線縫いでできるので初心者の方におすすめです。

キッチンクロス

手触りが優しいものを選んで、タオルやキッチンクロスを
つくってみましょう。使う場所によって色を変えたり、
家族のイニシャルを刺繍したり、手作りならではのお楽しみも。

トールン(50cm幅40cm/縫い代込み) またはツーストライプ(60cm幅44cm/縫い代込み)
お好みのリボン

  1. 必要な長さに生地をカットします。

  2. 端を三つ折りにして縫います。
    その時に輪にしたリボンを
    挟み込んで縫うとフックに掛けられます。

  3. 刺繍を入れるとより愛着が増します。

  4. できあがり。

    長さを変えることで、
    プレースマットにもバスマットにも。
    幅広く応用できます。

キッチンクロス

生地に入った文字の柄を生かしたバッグです。
バッグと聞くと難しそうな印象ですが、こちらは直線縫いだけ。
持ち手にテープを利用するので、とても手軽です。

  1. 生地を図のように
    カットします。

  2. 脇を縫い合わせます。

  3. 口を三つ折りにして
    縫います。

  4. 脇の裏側にテープの
    両端を5mmほど折り
    縫い付けます。

幅短生地とリネンテープがあれば、カフェエプロンも直線縫いだけでつくれます。
いろいろとアイデアを広げてみましょう。

自分に合った大きさでつくれるのが手作りのいいところ。
製図の数字は目安ですので、お好みのサイズでおつくりください。
シンプルなアイテムばかりですので、アレンジしやすいかと思います。