麻のシーツで眠る


エンベロープに新しい仲間が増えました。鎌倉のカレーと甘いもの、生活雑貨の店オクシモロンです。 鎌倉は一年を通して、見どころがいっぱい。散歩するのにぴったりです。今回はお店と合わせて訪れたい、おすすめのコースをご紹介します。
駅東口から行くのが一般的ですが、駅西口から出てのんびり向かうことも。今日は裏通りからのんびりと。





オクシモロンがあるのは、にぎやかな小町通り。ずらりと並ぶ店を見ながら向かうのも一つですが、のんびり裏通りから向かいました。小町通りの深いグレーの看板の奥にある建物の階段を上がると、 オクシモロンに到着。通りから一歩奥まっているからか、さっきまでのにぎやかさが嘘のよう。店内には光がたっぷりと差し込む窓が並び、その窓からは大きな梅の木と空が臨めます。お茶をいただきながら暮れていく様子を見届けるのも、贅沢な過ごし方かもしれませんね。 



(左)まず迎えてくれるのが、生活のアイテム。瓶詰めカリーやスイーツ、お店で使っている器やスタッフが着ているチュニックなどもここで買うことができます。おいしいと思ったものは、お家で待っている人へのおみやげに…。(中)オクシモロンの店内。照明は陶芸家伊藤環さん作(右)お店はこの看板の奥です。





オクシモロンにはチキンカリー、和風キーマカリー、エスニックそぼろカリーなど人気の定番カレー以外に、本日のカリーもあり旬の野菜を使ったものや、変り種がお目見えします。単純に辛いのではなく、スパイスが効いた奥深い味はカレー好きの人はもちろん、辛いのが苦手な人も満足できるはず。食後のデザートも充実していて、こちらは毎月替わります。ちなみに7月の甘いものは、桃のコンポートとロールケーキだそう。
お店では展示会やワークショップなど様々な催しものも行われていて、8月にはコーヒー屋や氷屋さんが出店するイベントがあるそうですよ。




(写真左上)たっぷりの香味野菜と一緒にいただくエスニックそぼろ。ひとくちごとに変化する味が楽しめます。(右上)野菜もたっぷり入ったチキンカリー。(左下)7月の甘いもの「桃のコンポート」(右下)締めはカレーに合うように焙煎されたコーヒーで。





食後は、竹の庭で有名な報国寺へ。駅からバスも出てますが(淨明寺下車3分)、なだらかに坂道がつづく約30分の道のりは、いっぱいになったお腹をこなすのにちょうどいい距離。鶴岡八幡宮を抜けて、川を見ながら歩けば意外とあっという間です。途中においしいドイツパンのお店もあって、なかなか楽しめますよ。 まっすぐにそびえ立つ見事な孟宗竹を鑑賞しつつ、茶席でひとやすみ。竹の葉が日差しをさえぎってくれ、暑さを忘れます。

歩いてみると発見がいっぱいある町、鎌倉。暑さ疲れを吹き飛ばしてくれるカレーをいただきに、ぜひ出かけてみては。


(左)ドイツのパン屋さんで買ったパン、おいしい香りに負けてお行儀が悪いけどつまみ食い。
(右)こんなところに抜け道!?これはのぞかずにいられません。

報国寺の竹の庭。見上げると空を埋め尽くすほどの葉。さわさわと揺れていました。


オクシモロンの商品はこちらから購入できます。