15.4.8
こんにちは。エンベロープスタッフのたかみざわです。ただいまベースメントでご紹介中のヴィンテージのアーコールチェア。そのシンプルで美しいデザインは、永く多くの人に愛されてきました。 わたしもずっと前から欲しいなあと思っているのですが、座り心地や、どんなインテリアに合うのだろうか、などが気になるところ…。 そこで、実際にアーコールチェアを愛用しているスタッフにインタビューをしてみました。
■Mさんの場合
Mさんは旦那さんと息子さんとの3人暮らし。
アーコールのテーブルを購入したことがきっかけで1脚1脚買い足していったそう。
どこかしらでヴィンテージのものが手に入るため
必要な時に買い足せるのもいいところで、
その時その時の出会いも楽しみのひとつなんだとか。
ダイニングテーブルには肘掛チェアが2脚。
背もたれのかたちが違っていても、まったく違和感がないですね。
息子さん用のベビーチェアとも相性ばっちりです。
ホワイトレースのクッションとのあわせ方もMさんらしくて素敵。
作業デスク用には背もたれのみのタイプ。
ダークブラウンとのデスクと合わせているので、引き締まった印象ですね。
気になるすわり心地はというと…
「背もたれが身体に沿う形なのでとても楽に座れます。
夫と自分とで体型がちがいますが、お互いしっくりきています。」
とのこと。
男性でも女性でも、しっかりと受け止めてくれるかたち、重要ですね。
■Sさんの場合
家具メンテナンススタッフのSさんにとって、
アーコールには特別な思い入れがあるのだそう。
というのも、生まれて初めて自分で購入したヴィンテージ家具が
3本格子のアーコールチェア。
まだそのメーカー名すらも知らなかったときにふらっと入った家具屋さんで、
そのすっきりとしたフォルムに惹かれて購入したそうです。
Sさんも、Mさん同様にちがう形のチェアを組み合わせて使っていますね。
音楽大好きなSさん愛用のギターとも、なんだか雰囲気がマッチしています。
気に入っているポイントをあげてもらうと、
「モダンなシルエットだけれど、無垢材なのでクラシックな風合い。
ひとつの家具に別々のテイストが備わっているんです。
なので僕の自宅のような、ミックステイストの部屋にもなじみがいいですよ」
「あと、軽くてコンパクトなので、ダイニングチェアとしては最高です。
やっぱり毎日使うものなので、ストレスにならないものを使いたいですしね。」
とSさん。
確かに、立ったり座ったり移動させたりする機会も多いダイニングチェアは、
どっしりとしたものだと使いづらいかもしれません。
■お手入れはどうしたらよい?
最後に、メンテナンスのプロであるSさんに
アーコールチェアのお手入れについて聞いてみました。
とはいっても方法はとっても簡単。
・水拭きをしない
・濡れたタオルや衣類をかけたままにしない
おおまかにはこの2点だそう。
Mさんも、5年ほど使用しているけれど特別なことは
何もしていないですと言っていました。
あとは、風合いを出して飴色にしたい場合などは、
オールドパイン色のワックスをかけるのも手だとか。
2人の使い方を見ていると、全部同じ形でそろえなくても
同じアーコールの家具なので自然と統一感が出るのだなとびっくりしました。
組みせを考えるだけでもたのしそう!
ヴィンテージ家具はいろいろと手間もかかりハードルが高そう…
なんて思っていたけれど、もう少し気軽に接してみようかな。