15.2.10

未草の日用品

暮らしに役立ってくれる道具や、暮らしを美しくしつらえるものを自分たちの手でつくる、創作ユニット未草さん。お二人による「日用品」をテーマにした展示会が2月13日(金)より3日間、二子玉川のSHEDで行われます。展示会終了後の2月17日からはエンベロープでも「ONLINE 未草の日用品」としてご紹介します。

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金曜日からの展示会を前に
いくつかの作品がエンベロープのオフィスに届きました。
初めて見る作品ばかりで、
荷物を開封しながらスタッフみんなで盛り上がってしまいました。
みなさんにも一足はやくお見せしますね。

ものの居場所となる「掛けるもの」

届いた作品にはいくつかの「掛けるもの」がありました。
あちこちに散らばりがちな生活のものの居場所となり、
そこにあるだけで空間に深みを与えてくれる小さな家具。
一つがこちらの壁掛けフックです。

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ところどころ剥げた塗装が儚げな鉄のフックは
主張しすぎず、設置する場所にあわせて
役立ってくれます。
未草さんはどんなふうに使っているのでしょう。

「玄関の壁につけて鍵置き場にしています。
所定の場所をつくってあげると探し物が減るものですね。
鍵を探すことがなくまりなした。
押入れの桟にもつけているのですが、
そこには明日着る服を掛けたりしてます」

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未草さんをお手本に壁掛けフックを設置。鍵のほかにエコバッグなど外出の必需品を掛けてもいいかも。

 

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真鍮ハンガーと合わせてみました。

 

ふきんを掛けるものも入っていました。
掛ける時は開いて使わない時はパタンと閉じる
昔から日本の台所でおなじみのあのデザインです。
「うちにもこれあるけど全然違う!」とあるスタッフ。
見慣れているもののはずなのに
素材が違うだけで新鮮に見えます。

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飾り金具がついたタオル掛けは
早速壁につけてみると
愛想がなかった白い壁に表情が出ました。
真鍮の輝きが味わい深く
いつまでも眺めていたくなる風景です。

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ちょっと干せる場所があるって便利

スタッフの間でまず話題になったのが、洗濯ピンチmini。
デットストックのピンチが4つついた
とても可愛らしい佇まいなんです。

未草さんによると、洗濯物干しというより
ちょっと乾かしたいものを掛けるためにつくられたのだそう。
「うちでは、台所の洗い場に置いて小さなタオルを掛ける
のに使ってます。作品の材料である紙や革を乾かしたり、
花をドライにする時にも使っていますね」

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手洗いするコースターやハンカチなど、小さなものや繊細なものを乾かすのにぴったり。

 

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ドライの花を吊るして窓辺に飾ってみました。

 

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接合には溶接を使わず、穴をあけてかしめをつぶして留める昔ながらの方法で留めています。

 サイズ違いのスタンドも発見

こうやって並べると仲良し兄弟のように微笑ましい、
真鍮のワイヤースタンドもありました。

さらに小さなサイズもつくっているそうです

さらに小さなサイズもつくっているそうですよ

 

正面からはその存在がほとんどわかりませんが、
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側面から見ると美しい横顔が確認できます。
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ディスプレイスペースで
お気に入りのカードや写真を飾ったり、
実用的にtodoリストを立て掛けたり
色々な使い方ができそうですね。

「自分たちが考えつかなかった使い方を
お客様から教えてもらうこともあります。
お店をやっている方が
ショップカードを置いたり、
店内でかけている音楽のCDを
飾っているという声もありました。
うちではいただいた展示会のご案内を
立て掛けておきます。他の書類に埋もれて
忘れてしまわないように」

***

日常のひとこまに潤いを与えてくれる
未草さんの日用品。
展示会にはここで掲載したもの以外の作品も並びます。
私たちもまだ実物を見ていないのでとっても楽しみ!
17日からのエンベロープでの展示会も
楽しみにお待ちくださいね。

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フランスの蚤の市で手に入れたシーツをリメイクしたドレスエプロン。展示会ではお客様のサイズにあわせてオーダーも受け付けるそうですよ。

 

展示会の詳細はこちら

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