15.2.28
明日2月28日(土)からコホロ二子玉川店で稲吉善光さんの個展がはじまります。お店での個展に合わせてエンベロープでも稲吉さんの器をご紹介します!
茨城県の笠間で作陶する稲吉さんの器は
野趣に富んだ鉄釉や黒釉のもの、
柔らかな表情の粉引などバリエーション豊かなのですが、
そのどれもに力強さがあります。
もちろん器自体も素敵なのですが、
料理を盛り付けると本当にいいのです。
毎日の料理を引き立てる器
稲吉さんの器には料理をおいしそうに
見せてくれる力があります。
特に日々のごはんとの相性がよいのです。
飯碗の種類も豊富です。
同じものを揃えずに
こんな風に家族それぞれ別のものを
用意してもいいですね。
この飯碗にはりんごの木の灰からつくった
釉薬が使われているそうです。
なので単純な灰色ではなく、
ところどころ桃色がかっているんですよ。
器に温かみがあるのでご飯をよそうと、
よりふっくらとおいしそう♪
鉄釉の片口鉢は、深さがあるので
大皿のように使えます。
定番のポテトサラダや菜の花の白和えなど
白い料理もいいですし、
瑞々しい緑の葉のサラダにも合うんですよ。
お漬物を鉄釉の器に盛り付けると、
お客様が来た時にも出せそうなひと皿に。
煮物のお皿にもおすすめです。
取り皿に便利な4寸皿や小皿。
和菓子やフルーツにもぴったりです。
淵が立ち上がっているので、揚げ出汁豆腐など
汁気があるものも大丈夫です。
同じく淵が立ち上がっている器に、
スープをよそってみました。
この器にはこの料理と決めずに
時には違う使い方をしてみると新しい発見がありますね。
ほんのりクリーム色がかった灰釉の器に
カリフラワーと白いんげん豆のスープが
とてもきれいです。
お茶の時間の器
お茶の時間の器もあります。
こちらは黒釉のカップアンドソーサー。
こんな風にソーサーとカップを別々に
使うこともできます。
マットな質感で手になじむカップ。
使っていくうちにカップの内側の貫入部分に
色が入って変化の様子を楽しめます。
美しい模様を眺めながら飲むお茶は格別ですよ。
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それほど手がこんだものでなくても
特別なひと皿に見せてくれる稲吉さんの作品は、
毎日ご飯を作る人にありがたい器だと思います。
ぜひみなさまの食卓で試してみてください♪