15.4.23

そよ風がここちよく感じられる毎日になりました。一日のはじまりの朝。あたたかいベッドから離れたくなかった長い冬が過ぎ、寒くもなく暑くもない、爽やかな季節です。

■ 朝の時間を友人と

Breakfast meeting(朝食会)。
会社員時代、出張中で時間のない方にあわせて、
早朝に朝食をとりながら会議をすることがありました。

都心のレストランは、朝の静かな空気のなか、
周囲にも会議の風景がたくさん。
ある程度の時間制限もあり、飾り気のない会社の会議室で
会議をするより、思いのほかはかどりました。
朝のリラックスした空気に加えて、ひとりひとりの
「いい一日にしたい」という思いが重なって、
夕方よりも前向きで充実した議論になるのかもしれません。

会社を離れた今は、これをビジネスではなくプライベートで
やっています。Early bird(早起き鳥)の友人と。

 

morning2

大切な人とゆっくり語り合う時間は、
夜、お酒を飲みながらゆっくりと、もいいけれど、あえて朝。
たとえば週末の朝8時集合、場所は近所のベーカリーや、
朝からあいている静かなカフェ。ふだん通っているところも、
静かな朝の空間はまた新鮮に感じられます。
あるいは知らないカフェをたずねて行くのもいいですね。

上の写真は昨年の盛夏 カフェ・リゼッタの「果物のある朝食」
メニュー。ふだんあまり口にしない南国のフルーツが
ふんだんに盛られたテーブルはとても美しい風景で、
友人との会話もはずみました。


■ 朝の読書会

最近、本好きの女性とやっているのが「月一読書会」。
ひと月に一回、好きな本を持ち寄って集まります。

子どもの頃からの愛読書、最近読んで感動した本、
大切にとってある冊子やカタログなどを持ってカフェで待ち合わせ。

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他愛ないお喋りに加えて、本の内容、美しい言葉、感銘を受けた思想、
そんなものを語りあう。相手の日々思うことに耳を傾けたり、
自分の考えを言葉にします。ふだんのお喋りとはまた違う、そんな
テーマのある会話から、不思議と相手の思想や趣向が見えてきます。

最後に本を交換して、それぞれが持ち帰って、また来月。
目にも舌にも美味しいテーブル、そして朝の透んだ空気のおかげで、
いっそう充実した朝時間になります。

morning4

 

「また連絡するね。よい一日を」ーー 朝のデートは、
「さようなら」を言った後も時計はお昼前。若葉のあいだから、
金色に輝くひざしがたっぷりの午後を味わうことができます。

これからはじまる、緑風の季節。この時期だけの若葉を楽しめる
カフェ、美味しい春や初夏のメニュー、探検したい街など。
友人を誘ってEarly birdの朝食会はいかがでしょう。

 

hiiragi

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