14.11.28

渚幹代さんのカシミア

今日から渚幹代さんのカシミア展がスタートしました。
手染めそして手織りの巻物を合わせて12枚ご紹介しています。

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柔らかく温かい、幸せな肌触り

エンベロープのオフィスに、作品が届いた時のこと。スタッフはみなその気持ちいい感触に驚きました。
赤ちゃんのほわほわの髪の毛をなでた時の気持ちに似た、こちらの気持ちが丸くなるような優しい手触りなのです。

顔や首元に直接触れるストールやマフラーは、手触りが大切。
せっかく好きなデザインでも、ちくちくすると段々と身につけなくなるものです。
いつまでも触れていたい渚さんの巻物は、買ってくださった方とともにいくつもの冬を過ごすのではないかな、
そんな予感がします。

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700〜800本ものたて糸が使われている渚さんの織物。繊細なフリンジは、織り上げた後に手で丁寧に揉んでつくられています

 

渚さんが本格的に「織り」を学び始めたのは20年以上前のこと。当初は糸を紡ぐ工程もご自身で、ウールなども織っていましたが、
その手触りのよさにひかれカシミアに絞るようになったそうです。

手織り作家渚幹代さん。仕事で多忙な娘さんの家庭を手伝いつつ、夏も冬も織りつづける

手織り作家渚幹代さん。仕事で多忙な娘さんの家庭を手伝いつつ、夏も冬も織りつづける

 

凛とした模様と色合わせ

手触りとともに、大切にしているのが色です。
ご自身はいつも黒や紺など落ち着いた色を身にまとっていますが、染めた糸を見せてもらうと引き出しから鮮やかな赤やきれいなブルー、ピスタチオのようなグリーンなど様々な色が出てきました。

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染めの工程も自ら行うため、一枚作るためにはそれなりの時間が必要。「時給で計算すると50円にもならないねって家族に笑われちゃうのよ」

染めの工程も自ら行うため、一枚作るためにはそれなりの時間が必要。「時給で計算すると50円にもならないねって家族に笑われちゃうのよ」

 

ふんわりと優しい風合いとは対照的に模様や色使いには潔さが感じられる、渚さんの織物。
デザインは簡単なメモだけをおこし、あとは頭の中で組み立てて織るのだそうです。

織りが速く(階段を上るのも速かった)、運転が好きで、80歳になったら自分の店を持ちたいわね、軽井沢がいいかと思っているのと話す渚さん。その凛とした姿を思い、改めて作品を手に取るとなるほどと思います。

 

今年のテーマカラーは白と黒。
男性への贈り物にも喜ばれそうな、渚さんらしいかっこいい巻物が織り上がっています。

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それとともに、赤やブルーなどきれいな色の糸を使った作品も届いていますよ。
どれも1点ものです。ご自分だけの1枚、お探しください。

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SHEDでも展示会を開催

「渚幹代のカシミア展」は二子玉川のSHEDでも開催します。
エンベロープオンラインショップとはまた違った作品が並びます。

期間:2014.11.29(土)~12月5日(金)
展示販売:11時~18時
場所:SHED(カフェリゼッタ二子玉川店隣)東京都世田谷区玉川3-9-7

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