2015.10.13
うちのキッチンクロス、いわゆるふきんはリベコホームの「パルマ」を使っています。体の前で広げるとお腹まですっぽり隠れてしまう大判のサイズで、良く吸って良く乾く、台所の働き者。我が家の洗って拭く毎日を、黙々とサポートしてくれています!
■ ほんと、よく吸ってくれるな~
毎日せっせと家族のごはんを作り、せっせと洗いものを片付ける日々。
お弁当は3人分。ごはんは5人分。私の気分なんかおかまいなしに
「作って(食べて)洗って拭いて」の時間は繰り返し訪れます。
そんな日々のローテーションを支えてくれているのが
リネンのキッチンクロス「パルマ」。
日本の家庭では小さめのふきんを使うことが多いと思いますが、
それだと食器を全て拭き終わる前に、びしょびしょになってしまいますよね。
パルマは70cm×70cmの巨大サイズ。
もうこれ以上吸えないよ~と、水分が飽和することはめったにありません。
簡単に音を上げることもなく、ひたすら吸う吸う。
なんてひたむき!なんて仕事熱心な………えらい。
おおかた水が切れたら、別のパルマで拭いていきます。
特に至福なのが、水滴だらけのザルを拭くとき。
手の届かない細かいところの水分も吸い取ってくれて
あっという間に拭き取り完了なんです。気持ちいい~
■ もう乾いちゃった?
パルマのえらいところは、よく吸う以外にもよく乾くところ。
例えばパルマがもっと薄かったら…すぐに水でびっしょりになってしまうし、
もっと厚すぎたら………うーん、なかなか乾かないだろうな。
厚さ・薄さがふきんにちょうどよいのだと思います。
■ わたしを虜にする「くたっ」としたこなれ感
「くたっとした感じが好き」「使っていくうちになじんでくる」
――― リネンを長く使っている人に話を聞くと、必ずみんなこんな風に言います。
「くたっ」とする感じってなんだろう。
最初はまったく意味がわかりませんでした。
「くたっ」よりも「ぴしっ」の方が正しい在り方だと信じていたのです。
でも使っていくうちに、見た目だけでなく触ってみた
「くたっ」とした感じに心奪われて、
あ、これか? これは確かに…今ではすっかり虜になってしまいました。
とりわけ、太陽の光の下で乾いたあとに自然にできる無造作なシワ、
こればっかりは作ろうと思ってもできないシワなのです。
あぁ、たまらなく大好き。
リネンは使えば使うほど風合いが育っていく素材。
くしゃくしゃとか、シワシワとか、とかく忌み嫌われがちな、
ちょっとしただらしなさ(良く言えば抜け感なんですけど)も、
リネンなら味!として愛しくなるんですね。
買ったばかりのデニムにわざとダメージを与えるように、
リネンも新人より3年選手、5年選手…と使い込んだ方が断然かっこいい。
そんな違いがわかるようになりました。
わたしのパルマ、10年もの、20年もの(!)と成長する姿が今から楽しみです。