15.3.27
こんにちは。サポートスタッフのひいらぎです。 例年より早く桜の便りが届きましたね。 この時期の雨と陽射しをたっぷりと浴びた樹々や草花が活動しはじめています。 緑の芽吹きや愛らしい球根花、季節の移る美しさに心うたれながら、 自然の衣がえのあとを追うように、私もクローゼットの整理をはじめました。
■ 白いもの、新しいもの、古いもの
毎年デザインを変えるLisetteの定番のリネンスカートのロシェル。
現在は8代目となっていますが、2代目ロシェルを愛用しています。
柔らかく透明感のあるリネン、ヨーロッパの繊細なレースづかいは、
春の装いにぴったり。
冷え性の私は、真冬もパンツやニットの上に。寒い季節の
ダークトーンに、優しい白をさしてくれます。
10年以上着ているブルーのコートや、季節を問わず出番の多い
シャツ、ニコル。この春、新調した葉っぱのコットンスカートや
真っ白のポンポンストール。「明日は春の陽気」の予報とともに、
真っ先に手を通したいものをハンガーにかけておけば、部屋のなかに
春がやってきたようです。
■ 特別な日のワンピース
先週はクラシックバレエの舞台を観てきました。
長年バレエレッスンに通う私にとって舞台は一番のイメージ
トレーニング。生の舞台は、技術の素晴らしさや衣裳の
美しさはもちろん、ダンサーの細かい手の動きや表情なども
堪能し、参考にします。
ふだんはパンツばかりの私も、こうした芸術に触れるときは、
特別な日としてすこしだけオシャレをして、
優雅な気持ちで舞台に溶けこみたいと思います。
去年からバレエ鑑賞や、大切な日に着れるワンピースを探して
いたところ、ブティックのスタッフが着ていたのがゼフィラ。
Lisetteのワンピースは一見シンプルに見えるのですが、
人が着ていると、ラインの美しさにはっとします。
それまで目にとまらなかったゼフィラを、思い切って
試着してみると、肌のあたりが柔らかく、小さなまるいボタンや、
すっきりしたAラインが思いえがいていたドレスにぴったりでした。
(「晴れの日の特別な装い」はこちら)
このドレスのおかげで、バレエ鑑賞がいっそう特別なものに。
シンプルなデザインは、ずっと、おばあさんになっても着れそうです。
春は、小物を合わせるのも楽しみですね。この日は、若草を思わせる
草いろのバッグと、AVRILのエナメルパンプス。
次の特別な日はいつだろう?
4つの季節のなかで、春のしたくは一番心がおどります。