15.08.20

夏のひとこま-縄文杉に会いに-

厳しい猛暑も一段落し、普段であれば憂鬱になってしまう雨も、 もやもやした空気を洗い流してくれるようで心地よく感じます。 エンベロープのスタッフそれぞれが思い思いの夏休みを過ごしているようですね。 私よしだも今回は夏の旅日記をちょっとだけ綴りたいと思います。

■初めての場所

お盆休みには毎年実家の山形へ帰省することが定例となっていましたが、
今年は思い切って九州の方へ足を運ぶことにしました。
九州は九州でも今回訪れるのは屋久島の縄文杉登山。
屋久島はもちろん、九州へ降り立つものはじめて!
ついつい海外旅行に憧れてしまいますが、
国内だってまだまだ行ったことのない初めての場所がたくさんです。

■縄文杉登山へ

普段、運動も登山もろくにしない私。
縄文杉は、テレビや雑誌で何度も目にしたことはあれど、
実際に自分が訪れることになるとは思っていませんでした。
往復10時間ほど歩くと聞いて度肝をぬかれました・・。
早朝3:30には起床、お弁当を持っていざ出発!

 

トロッコ道

まずは長い長いトロッコ道をひたすら歩きます。 ひたすら、ひたすら、、、

 

このトロッコ道、どこまで続くのか気が遠くなるようでしたが、
時折すっと差し込む光が本当に綺麗でした。

 

大きな岩

すっごく大きな岩です

 

登山の途中に大きな川が流れていました。
さすが大自然、岩もかなりの大きさです!

 

ヤクシカ

途中途中で出会うヤクシカに癒されながら、 ひたすらに縄文杉を目指します。

 

バテバテになりながらもふとまわりを見渡すと、
美しい苔の深緑、雨露をのせてきらきらと輝く木々たち。

屋久杉

 

”ため息が出るほどの美しさ”とはこういうことかと
感じずにはいられませんでした。
私の中にある何か悪いものが全身から抜けていくような、
そんな清らかな気持ちにさせてくれました。

■私の人生観

「屋久島の杉を見ると人生観」が変わるとよく聞きます。
私の場合、人生観が変わったかと聞かれると、うーん、よく分かりません。
それでも、私が生まれる何百年、何千年前から
この場所にどっしりと構えていたのだと思うと、
私の抱える悩みなんて本当に小さな小さなものだと痛感します。

自分は何のために仕事をしているのか、
何を目指して日々生活しているのか、
そもそも何かを目指す必要があるのか、、、

人生観が変わったとは言い切れないけれど、
人生観を考えるきっかけになったのかもしれません。
大自然に圧倒され、存分に満喫した、とても良い夏の休日になりました。

 

さて、デスクのまわりのみんなも徐々にお休みから戻ってきました。
いつもの日常モードに戻りつつあります。
十分に休養を頂いたので、またみなさんにたくさんの商品を
ご紹介していきたいと思います!
秋からもどうぞよろしくお願いします。

 

エンベロープスタッフよしだ ハーフに間違われることが多い山形県人。 実家は果樹園で果物を食べて育つ。 趣味はアコーディオン、川べりで練習するのが楽しみ

Top