田舎で過ごす夜、辺りは真っ暗。
空を見上げると満点の星空に驚いたり、
耳をすますと虫たちの合唱が
聞こえてきたり。
ふと太陽の光が届かない中で
視覚に頼らない
美しい物事の存在に気づく。
そんな “夜” や “暗闇” を
決してネガティブではなく、
ミステリアスで魅力的な何か、
“黒”という色にフォーカスしながら、
沢山のつくり手さんたちにご協力いただき
展示をさせていただく運びとなりました。
あなたの”となりのノワール”を見つけに、
是非いらしてくださいませ。
いしいりえ/木の食の道具
植田佳奈/陶磁器
m.Funatabi/染め布
オオタ硝子研究室/硝子(キルンワーク)
ORITO/和紙の照明
片山友紀子/陶磁器
小島優/木の椅子
SALUÉ/服
鈴木環/陶器
tipura studio(チプラスタヂオ)/鉄のオブジェ
辻美友子(Atelier mémé)/吹き硝子
〈 日時 〉
2019/ 11/29(金)-12/2(月)
11:30-19:00
(最終日は17:00まで)
〈 場所 〉
shed
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-9-7
Google map
東急田園都市線、大井町線二子玉川駅から徒歩3分
〈 お支払いについて 〉
クレジットカード(Visa/Mastercard/
American Express)のご利用は
税抜10,000円以上からとさせていただきます。
予めご了承ください。
pop up shop ULU (ポップアップショップ ウル)
2017年より、大阪を拠点に、
ポップアップとしてさまざまな場所で
企画展を開催しています。
「となりのノワール」について
黒という色の歴史は長く、
大抵その扱いは闇や死などの
ネガティブなものを連想させる
意味合いをもって
ずっと身近にありました。
確かに、
想像するだけでも正真正銘の”黒”とは、
恐らくとても恐ろしいものなのでしょう。
例えばもしそれが物質だとしたら、
光を全くもって反射せず、
質感や大きさを捉えることが
全くできないほどの”黒”。
呑み込まれるような”黒”。
恐らくまだその”黒”は体験していませんし、
本展にもそんな”黒”は出てこないと思います。
では、私たちが見る”黒”とは
色彩で言うところの”黒”ではなく、
もしかしたら多くの色が
複雑に絡み合って濁り、その目には
“黒のようにうつっている”もの
なのかもしれません。