2016/06/23
編み物といえば冬。そんな既成概念がずっとあったのですが、オフィスで周りを見ていると、こんな暑い時期でもせっせと糸を片手に編み編みしている姿が…。編み物デビューをして2年。そういえばみんな夏には何を編んでいるんだろう。お昼休みのスタッフに取材をしてみました。
■かぎ針編みが好きなMさんは…
小学生の時からかぎ針編み好きのMさんが編んでいたのは
可愛らしいモチーフのクロシェカラー(つけ衿です)。
コットン糸でみっちりと編んでいるので、意外としっかりとしたテクスチャー。
どんな服に合わせようかなとわくわくしていました。
▲あとはボタンを付ければ完成。
もうひとつの編みかけプロジェクトを見てみると、、
こちらもかぎ針でヘアバンドを編んでいました。
▲初めて英文の編み図にチャレンジしているんだとか!
■夏のノースリーブニットに挑戦
Oさんが編んでいたのは、MOORITの初めての本
『こんな糸で編んでみたい』に掲載されている
リネン糸で編むタンクトップ。
肩から胸にかかる身頃は、リネン特有の光沢が生きる
「リネンウィーブステッチ」という編み方をつかって編み進めるのですが、
意外と難しく、それがとても楽しいそう。
▲編み始めの肩の部分。シックな雰囲気になりそうです。
洋服を編む、と聞くとついつい真冬のセーターを想い浮かべてしまいますが、
なるほどこんな風に夏のウェアも作れるのか。とびっくり。
ベーシックなテクニックさえ手に入れて、あとは糸を変えれば1年中楽しめるんだな、、
と、改めて感心している編み物ビギナーのわたしです。
■靴下に初挑戦!のふたり
MOORITの「SOCK FESTIVAL!!」に触発されてか、
オフィスには手編み靴下デビューのスタッフがちらほら。
KさんとFさんはどちらも同じ「かかとを編み出すソックス」のパターン、
そして糸も同じ「アルパカソックヤーン」を使っていました。
▲Kさんはマスタードをチョイス。秋の装いに似合いそう。
▲Fさんはサファイヤとチャコールの2色でボーダー模様に。
ふたりとも、針が細いから大変!と言いつつとっても楽しそう。
それぞれの色の組み合わせやアレンジで、
全く違った雰囲気になりそうな予感。
完成品を見るのが楽しみだな。
■ぼこぼこ模様が可愛いピーコックソックス
いつも何かを編んでいるMOORITスタッフのAさん。
SOCK FESTIVALに向けて、この日も凄いスピードで
ピーコックソックスを編んでいました。
ぼこぼこっとした立体感が特徴のデザインなので、
手染め糸の独特な雰囲気がよく出るんだそう。
▲左はタンジェリン色で編んだもの。いまは色違いを作成中…
■1年越しのコットンブランケット
私は何を編んでいるのかというと…
去年、冬の編み物熱が冷めぬまま、
夏はなにか大きいものを編んでみたい!と意気込んで購入した
ソフトコットン糸で編むベビーブランケット。
取り組み始めたものの、結局根気をなくしてしまい
気が付けば秋、冬、春と季節が一巡してしまった可哀そうなブランケット。
今年こそは完成させる!と、糸を一回ほどき、再開しました。
真夏に間に合わなくても、今年が終わるまでには…。
▲コットン糸がとっても柔らかくて肌触り抜群。あと6玉残っています… 頑張るぞ!
***
スタッフの夏の編み物事情、いかがでしたでしょうか。
暑いときには、すいすい編みやすいリネンやコットン、ペーパーヤーン。
涼しい室内では、冬に向けて大物をこつこつと。
そんな楽しみを知った今年は、苦手な夏もいつもより楽しく過ごせそうです。