ムッシュムーリットと一緒に編み物はじめて教室 棒針編 かぎ針編はこちらから

大量生産はできないけれど丁寧に作られた糸、
編んでいて気持ちのいい糸、編んだものを使うことで幸せな気持ちになれるような糸。
そんな糸や道具、キットなどを販売、企画展ワークショップも定期的に行われています。

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  1. 1時間目:編みはじめましょう 作り目(14.2.13up)
  2. 2時間目:表編み、裏編み(14.2.21up)
  3. 3時間目:目を増やす、減らす とじる(14.3.4up)
  4. 4時間目:かけ目 すべり目 メリヤスはぎ(14.3.13up)
  5. 5時間目:輪針 模様編み(14.3.25up)
  6. 6時間目:ブロッキング仕上げ(15.2.23up)
  7. 7時間目:マジックループ(16.3.24up)

6時間目:ブロッキング仕上げ

  • エンベロープ

    みなさま、お久しぶりです!
    今回は ショールを美しく仕上げる「ブロッキング」について教えてもらいます。
    ムッシュムーリット、よろしくお願いします。

  • ムッシュムーリット

    はい、それでは久しぶりのレッスンをはじめましょう。
    ブロッキングについては4時間目にも少しお話しましたが、編みあがったものを水に通しあるべきかたちに整える、編み物の最終工程です。ちょっとしたサイズの修正もできます。
    特に透かし編みのショールの場合は、ブロッキングをすることで模様がはっきりとあらわれるので必ずやったほうがいいですよ。

  • エンベロープ

    編み終わったら終わりではないんですね。
    ブロッキングをするには、何を揃えればいいんですか。

  • ムッシュムーリット

    まずは固定していくためのピン。専用のTピンもありますが、あまり細くないものならマチ針でも代用できます。
    そしてワイヤー。ブロッキングワイヤーというものもありますが、今回はホームセンターなどで販売している2mmのステンレス丸棒を用意しました。
    あとは台やマット。発泡スチロールやコルクなど平らで作品を広げることができ、ピンが打てるものなら素材は問いません。水分がついても問題のないものを用意してください。
    ムーリットのお客様はプレイマットを利用する方が多いようです。
    もし素材のにおいや汚れが気になるようでしたらウール用洗剤も準備してください。

    ブロッキングのための道具
  • エンベロープ

    ワイヤー、マットそして洗剤ですね。

ブロッキングしてみましょう

  • ムッシュムーリット

    こちらのショールをブロッキングしてみましょう。糸始末を済ませてからはじめます。

    ブロッキング前のショール

    水を張り洗剤を少量たらしたところにショールを浸して、ショール全体に水分をゆきわたらせるように、優しく押し洗いしてください。
    決してごしごしとこすったりしないようにしてくださいね。

    洗っているところ

    バスタオルでくるんで、水分をとりのぞきます。

    バスタオルでくるんでいるところ

    海苔巻きをつくるようにバスタオルでクルクル巻いて水分をとります。

  • エンベロープ

    優しく乾かしてあげるんですね。

  • ムッシュムーリット

    そうです、絞ったりせず優しくです。
    ショールをマットの上に広げたら、ワイヤーを通して仕上がりサイズになるようにします。
    そしてピンを打って形を整えて乾かします。このような感じです。

    ワイヤーをとおしたところ

    一晩おきました。
    もう完全に乾いているのでピンをはずしてみてください。

  • エンベロープ

    ドキドキしますね…

    ピンを外しているところ

    わ〜!きれいな形になってる!

    ピンを外したところ

    糸の風合いも出てふんわりしてますよ〜

  • ムッシュムーリット

    左がブロッキング前、右が後です。

  • エンベロープ

    明らかに違う。
    これは欠かさずやった方がいいですね。
    ところでショールを洗濯したらどうなるんですか。

  • ムッシュムーリット

    残念ながら洗濯をするとくったりとしてしまいます。
    面倒かもしれませんがもう一度ブロッキングしてください。
    何回かやるとブロッキングのコツが分かってきますよ。

  • エンベロープ

    ショールは頻繁に洗濯しないので、大丈夫です。練習がてらやってみます!

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