年が明けて早いものでもう2週間が経ちましたね。

子供の頃はそんな風に思わなかったのに、不思議なことに
大人になるにつれ月日があっという間に過ぎていく……

なんでもこの感覚には名前があり、「ジャネーの法則」というのだそう。

時間の経過が年齢に反比例して年少者にはより長く、
年長者にはより短く感じられるという法則です。

ただし、子どもたちのように日々新鮮な経験が多い人は
年齢を重ねていても時間が長く感じるようです。

冬休み中に家族と話している中でこのジャネーの法則を知り、
それじゃあ今年は新しいことをなるべくたくさん挑戦してみようかな、
と思い立ちました。

早速新しい経験を、と言っても本当に些細なことで自分でも
笑ってしまいますが、今まで一度も口にしたことがなかった
エスカルゴを食べてみました。

エスカルゴといえばフランス料理の代名詞のような一皿かと思いますが、
地域性も関係があるのか、それとも我が家では誰も好まないからか、
これまで食べようと思ったことさえありませんでした。

肝心の味はというと「初めて食べた!」に気分が高揚してしまい、
正直言ってよくわかりませんでした。

そんなものでしょうか。

▲ブイヨンという大衆食堂で初エスカルゴ。元々は労働者が食事をするための食堂をブイヨンといったそうですが、手頃で伝統的なフランス料理がいただけるため、近頃とても人気があります

もっと誇らしい挑戦をしてみたいところですが、こんな風に何でも
面白がってやってみる、きっとこれでいいのだと思います。

だって私が生きる時間は私のものですから。

2025年は巳年ですね。

ルーアンの街の中でも蛇を見つけました。

ギリシャ神話に登場する名医アスクレピオスが蛇が巻き付いた杖を
持っていたことから、蛇は医療の象徴とされており、
救急車や薬局の看板などあらゆる場面で目にします。

また、蛇は脱皮をすることで傷のない姿に戻るという性質から
再生と治癒のシンボルでもあるそう。

VETERINAIREとは動物病院の意味です。

▲シュルっとS字に巻き付いているのが蛇
▲海底を泳ぐウミヘビを刺繍しました

蛇パワーでうちのトラにもずっと元気でいてもらわないと。

1月になってから更に気温がググッと下がり、
霧の中で1日が終わる日もあります。

公園に行くと池からは湯気が出ていて、ぼんやり白い世界で
犬の散歩をしました。

▲いつもの景色が別世界のよう

寒さのせいかこの冬はフランスでもインフルエンザが大流行中です。

体調を崩さないよう栄養をたっぷりとって心身元気に過ごしましょうね。

▲いよいよ納品までのカウントダウンが始まりました。新作のコンビネゾンがとてもよい出来です

ENYO ソリアノ
http://laviedenyo.blogspot.com/