フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
ソリアノさんについての紹介記事はこちらから »
2012.11.02
フランスには、だいたいどこの街や村にも決まった曜日にマルシェがあります。
ルーアンのマルシェは食材の他に、古いものを売る蚤の市も一緒に出ています。
ENYOの洋服に使うボタンや古いリネンは、ここで探すことも多いです。
今日は写真のところで、ハーフコートにつける大きめの貝ボタンを買いました。
こうやって地面にずらーっと並んでいるところに、ときどきドサっとボタンの入った箱なんかがあって、
そこから自分の欲しいものを探します。
収穫なしの日も多く、行けば必ず目当てのものがあるということでもないので、毎週通って探しています。
通っていたらこちらの顔を覚えてくださる方もいて、お店の人たちと世間話をするのも楽しいです。
そういうときに、フランス語でのコミュニケーションの重要さを感じます。
来週はバカンスに出ますが、旅先にもマルシェがあるそうなので、いろいろ探してきます。
ENYO ソリアノ
2012.11