イベント・ニュースや読みもの note

22.08.01

《リネンの部屋》キルティングなのに爽快。2種類の涼感リネンパッドをくらべてみました

敷くことで身体の下に空気の層ができ、涼やかに眠ることができる麻わたの敷きパッド。シャンブレー生地が特徴のリネンバードオリジナル麻パッドと、涼感を重視したISHITAYAの2種類があります。その違いを詳しくご紹介します。

商品ページはこちらから

■麻わたの空気層をプラスして、暑さを回避

吸放湿性にすぐれたリネンの敷きパッドは、「麻のわた」が入っているため、シーツの上にのせると身体の下に空気がすーっと通るような涼しさがあります。

▲麻(ラミ―)100%のわた。繊維が長くコシがあり、天然繊維の中でも吸湿と速乾にすぐれています

涼しい理由はリネンの繊維。リネン自体が身体の汗を吸収して出す働きがあり、麻のわたが入ることで分厚い空気層が生まれるのです。

■比較したのはこの2つ

エンベロープの寝具店でご紹介しているのは2種類。側地にLIBECOの生地を使って仕立てたリネンバードのオリジナルと、ISHITAYAのフランスリネンベッドパッド。どちらも麻100%のわたが入っています。

▲リネンバードの「キルティングシーツ」
▲ISHITAYAの「フランスリネンベッドパッド&ピローパッド」

2種類の特徴をまとめました。

側地の素材 わたの素材と
充填量 
サイズ  特徴
TLB HOME キルティングシーツ  リネン51% 
コットン49%
麻100%
40g/m2
シングル 約105x200cmカラーはネイビー。
側地はリネンコットンで
しっかりとしている
ISHITAYA ベッドパッド&ピローパッド リネン100% 麻100%
ベッドパッド200g/m2
ピローパッド60g/m2
シングル 100x200cm、
セミダブル 120x200cm
ダブル 140x200cm
ピローパッド:66x50cm
(枕の推奨サイズは63x42cm)
カラーはベージュ。
麻わたの充填量が多い。
ピローパッド付きのため、全身でより涼感が得られる

ひとつずつご紹介していきます。

■シャンブレーの色味も爽やか。リネンバード「キルティングシーツ」

気軽に麻の敷きパッドを試してみたい方におすすめなのが、単品売りのリネンバード「キルティングシーツ」。ベルギーLIBECOの側地に滋賀の麻わたを挟んで国内でつくられています。

特徴は経糸ネイビーに緯糸白を織ったシャンブレーの色味。見た目にも爽やかなブルーは、オーク材やウォールナットなど落ち着いたトーンの家具と合わせても相性よくまとまります。

コットンが入っているハーフリネンの生地を使い、キルティング刺繍のダイヤ柄も小さめ。だから側地がしっかりとしているのもポイントです。

▲使っていくうちにしぼ感が出てやわらかくなります

■側地もリネン100%で麻わたたっぷり。ISHITAYA「 ベッドパッド&ピローパッド」

つづいて、ISHITAYAの「フランスリネンベッドパッド&ピローパッド」。麻わたの敷きパッドは、リネンバードのものでも十分な涼しさを感じられますが、涼感をより求める方にはISHITAYAがおすすめです。

わたの充填量が多いので厚みがある分、汗をたっぷり吸ってくれます。またピローパット付きなので頭部の熱も放散し、全身で冷感を得られます。

側地はリネン100%で、中わたによって使い始めるとふっくらしてきます。

▲中わたの量は多くても厚みはあまりありません

やわらかいベージュのカラーは、白のカバーともコントラスト低く好相性。柄物のカバーと組み合わせても、浮きにくい色味です。

■気軽に麻のパッドを試したい方はリネンバードを。汗をかきやすい人や涼感を重視するならISHITAYA

さらさらとした肌触りの麻の敷きパッド。2つの大きな違いは、デザインとわたの充填量にあります。

気軽に麻のベッドパッドを試したい方はリネンバード。汗をかきやすい人や、より涼感を重視したいならISHITAYAの敷きパッドがおすすめ。

キルティングと聞くと、お手入れが大変そうと思う方もいるかもしれません。ですが、麻わたの中材は朝洗ってその日の夜にまた使える点もうれしいところ。

▲部屋干しでも一日扇風機を当てたら乾いた、と話すスタッフも
▲固定用のゴムがなく、さっと取り出して洗濯機に入れられるのも意外と使いやすいポイントです

涼やかな寝心地が叶うリネンの敷きパッドは、暑さを感じて深い眠りが得られなかったり、体質からエアコンをできるだけ使わずに眠りたい方に、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:エンベロープの寝具店, TLB HOME, リネンの部屋

「リネンの部屋」バックナンバー
最近の記事
Top