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ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
vol.19 身に着けた時に美しく見えるように。Atelier elのジュエリー
第19回目は、まるで天然石と対話するかのようにジュエリーが生まれる「Atelier el」です。
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以前にアトリエエルへ取材にうかがったとき、自然物を使った什器と同化してしまう作品のかたちに一瞬で見惚れてしまいました。
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話をうかがうと、エルさんのものづくりは、人間の肌に、石をお守りとして宿らせるためにかたちをつくることに思え、東京に帰ってオフィスでスタッフたちがアゲートの指輪を日常使いしている様子をみると、“身に着けた時に美しく見えるように”できていることをつくづく感じます。
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「つくるときは、アクセサリーをつくると捉えているというよりも、見ていて心地いいかたち、面白いかたち、もっとよく見てみたい、というようなものをめざしています」
岡本さんのこの言葉が職人らしくて好きなのですが、心地いいかたちとふだん使いできる実用性を両立できることが不思議でなりません。
(エンベロープスタッフみやした)
◆ pick up item ◆
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アゲートの指輪
リングを通すと、天然石が目立ちすぎず絶妙なサイズということに気づきました。指もとにフィットする軽やかなつけ心地が魅力です。
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トルマリンのネックレス
美しい色彩が混ざり合うトルマリン。ダンスしているような華やかなデザインですが、さりげなさも素敵です。
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Water melon tourmalineの耳飾り(1piece)
石のかたちに合わせたゴールドの縁取りが、トルマリンの魅力を引き立てています。天然石は層になって瑞々しさがあります。
つくり手ファイル
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