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木曜日のエッセイ


ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。

vol.33 いつもの編み物がより楽しくなる、Seeknitの編み道具

第33回目は、創業以来の想いを受け継いだ、近畿編針株式会社のブランド「Seeknit(シークニット)」です。


近畿編針株式会社は、1916(大正5)年の創業以来、竹製の編み針を中心に手芸周りの道具を作り続けてきた老舗。 当時道具といえば金属や木でできた高価なものが多かったそうです。

そこで日本ならではの素材である竹を用いた編み針が登場したといいます。そして創業100周年を記念して立ち上げられたブランドがSeeknit(シークニット)です。

Seeknitには、編み物(knit)の世界を探求する(seek)という意味が込められているそう。

時代とともに編み物と編む人の関係は様変わりしてきましたが、常に最高の品質をお届けするという創業以来の想いを受け継いで竹編み針を作り続けているブランドです。

Seeknitの商品はパッケージもすっきりとしていて、編み物周りの小さな道具のデザインもおしゃれでかわいく、つい集めたくなってしまうものばかり。

お気に入りの道具があるだけで、いつもの編み物がより楽しくなるということが実感できます。

(ムーリットスタッフおおやま)

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輪針セット US1-15 オリジナルケース入り

ムーリットオリジナルの輪針ケースに入っているのは近畿編針の針。付替え式でサイズとコードの長さを作品によって変えられるので、これさえあればひと通りのものは編めるという贅沢なセットです。

形からはいるタイプの私はまずこのセットから購入しました。かれこれ10年くらい使っている大切な道具です。


Seeknit 編み物用具

編み物の大切なお供の編み物道具たち。機能的で使いやすいのはもちろんのこと、見た目もシンプルで美しくついつい集めてしまいます。

カテゴリ:木曜日のエッセイ, ムーリット

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