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2020.02.20
《SHOP訪問》二子玉川shed/vinoneliö exhibition
二子玉川shedにて開催中のvinoneliö (ヴィノネリオ) 展示受注会。ささやかな手仕事が光るリネンの服や、アンティークリネンの一点ものが並んでいます。会期は2020年2月23日(日)まで。初日の様子やラインナップの一部をお届けします。
■初日がはじまりました
vinoneliö(ヴィネリオ)の展示受注会が2月20日(木)よりはじまりました。
vinoneliöはヨーロッパの古着に影響を受け、当時のデザインを再現したりアンティークリネンやパーツを使用したリネンウェアを制作しています。
刺繍、繕い、織り…糸の可能性を感じながら手からひとつひとつ生み出された洋服たちが並びます。
■ひそやかな刺繍を楽しむ
布と同色のリネン糸で刺繍をしているのがvinoneliöの特徴。デンマーク留学で出合った「ヒーダボー刺繍」をきっかけにオリジナルの方法、デザインで刺繍を施しています。
例えばこちらのタックが効いたワンピース。近づいてみてみると、植物モチーフの刺繍が施されています。
ベージュのブラウスは、スリット部分やボタンホールにも刺繍が。
肩だったり、ポケットの周りだったり…デザインによっていろんなところに刺繍を発見。ささやかな手仕事を見つけて嬉しくなる、そんな服ばかりです。
■リネン糸を織ってジャケットに
「糸だったものが服になるのが楽しい!」と、1年前から織りものもはじめたvinoneliö上野かおりさん。
リネン糸から布を織ってつくったジャケットは、フラックスそのもののナチュラルな色と武骨な風合いが楽しめます。
こちらは、同色のリネン糸を平織と綾織の2種類で織り、組み合わせたコート。
1枚のコートの中に2つの布。同じ色の糸でも織り方によって印象が変わり、ちょっとした変化が楽しめます。
■アンティークリネンを染めて
上野さんがヨーロッパなどで手に入れた、個性豊かなアンティークリネン。かつての持ち主による刺繍があったり、穴が開いていたり…
上野さんは、それぞれの布の特徴を生かして服にアレンジしています。
白やナチュラルな色が多いアンティークリネンをコーヒーで染めて、色にバリエーションを。
色止めに使う金属によってアイボリー、イエロー、グレーとさまざまな思いがけない色に変化します。
元々あった刺繍がポケットに生かされているこちらのコートもコーヒー染め。鉄を色止めに使ったことで、ブルーグレーになりました。
ロングコートに仕立てたアンティークリネンは、ほんのりピンク色に。
裾にはひっそりと黄色の十字。100年以上も前のアンティークリネンには穴があることがあるので、色付きの糸でダーニングを施してアクセントにしています。
また、綾織のダーニングをデザインとして取り入れることも。こちらも上野さんに相談して、好きな風にオーダーできます。
アンティークリネンを使った 一点ものはすべてその場で購入できます。
会期が終わってからお届けとなるので、売り切れていても最終日まで見ることができますよ。
■どれもオーダーできます
展示受注会では、一点ものを除くすべてのラインナップで受注を承っています。 受注のものは順次、7月末からお届けがはじまります。
アンティークリネンで服をオーダーすることも可能。コーヒー染めの色、アンティークボタン、ダーニング…決める楽しみがいろいろ!ぜひ上野さんと会話をしながら選んでくださいね。
二子玉川shed/vinoneliö exhibition
開催日時
2020年2月20日(木)-2月23日(日)
11:00-18:00(最終日-17:00)
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