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22.04.07

《SHOP訪問》喫茶室KOHOROで念願のモーニングを

2021年12月に、コホロがプロデュースする「喫茶室KOHORO」がオープンしました。私たち東京にいるエンベロープスタッフたちがいつか食べてみたいと憧れていたのが、看板メニューであるわっぱに入ったおむすびとお味噌汁。なかなか機会は訪れなかったのですが、ついに念願の初訪問が叶いました。

■和の現代的な空間を目指して

JR大阪駅の御堂筋口から、人で賑わう梅田の街を通り抜けて5分ほど。阪神百貨店 阪神梅田本店の7階、ファッション雑貨やインテリア雑貨のお店が並ぶ先に、喫茶室KOHOROがありました。

喫茶室という響きからなんとなく小さくて閉鎖的な空間を想像していましたが、実際はイメージとは逆。通路や隣の店との区切りがほぼなく、大きな窓から自然光をたっぷりと取り込んだ、とても開放的な空間です。

目指したのは和洋折衷ではなく、潜在的な心身の落ち着きを具現化した和の現代的空間。

店内に2箇所ある暖簾、銅製の看板やカウンター、日本の美しさを描いた水彩画など静かで美しい設えが、日本の美意識を表現しているようでした。

▲暖簾で区切った半個室も。落ち着くのでこの場所を選ぶお客さまが多いよう
▲こちらの看板やカウンターをはじめ、お店のところどころに銅が使われています
▲作者はロンドン在住のアーティスト、エミリー・ヴァンキャンプさん。日本を深く愛し、その美意識にインスピレーション受けた彼女の水彩画は、私たちが気付いていない日本の魅力を教えてくれます

■モーニングをいただきました

喫茶室KOHOROで提供するのは、どこか懐かしさを感じさせる家庭料理の延長上にあるような定食やデザート。和も洋も中華も飛び越えた、ジャンルではくくることのできないメニューの考案・監修は、料理家の植松良枝さんにお願いしています。

モーニング(10:00~11:30限定)は「わっぱのおむすびとお味噌汁」と「カスタードトーストセット」の2種類。せっかくなので、両方とも頼んでみました。

待つこと10数分、つくりたての朝食がやってきました!

カスタードトーストは外はカリッ、中はもっちり。カスタードはやさしい甘さで、途中で果物のコンポートを添えると飽きずに最後まで食べられます。アイスコーヒーとも相性抜群でした。

そうしてこちらが、ちょこんと収まったおむすびが何とも愛らしい、わっぱのおむすびと味噌汁。

うまみのあるスペイン・バスク地方のアニャナの塩でにぎった塩むすびも、ミツル醤油醸造元の特製ふりかけをまぶしたおむすびも、食べるとほっとする味。いりこのだしが強めに効いた味噌汁を飲むと気持ちがさらにゆるんで、心地よい朝時間を過ごせました。

せっかくなので、食後のデザートも注文。頼んだのは林檎のコブラー。

コブラーはアメリカの伝統菓子で、バターケーキ生地と果物を一緒に焼いたものだそうです。熱々のコブラーに、バニラアイスを添えていただきます。

■穏やかな時間が過ごせる場所

残念ながら食べられなかった昼メニュー(11:00~14:00)では、メンチカツやボルシチなどの5種類の定食をご用意しています。

デザートは、カフェリゼッタやフラベドのプロデュースも務める鶴見昂さんが考案・監修。カスタードと生クリーム、2種のクリームの挟まったリングシューは、おやつタイムにぴったりの満足感のある一品です。

▲いちごが挟まったタイプと、クリームだけのものもご用意しています

メニューは季節ごとに変わり、今は夏に向けて準備中。お客さまからの要望なども取り入れつつ、植松さんと相談をしながら新作をご用意しています。

お店で過ごした1時間は、朝からとても穏やかで充実した気持ちにさせられました。解放感と静謐さを併せ持った空間は、人の多い梅田の街のなかでほっと落ち着ける場所になるのではと思います。

梅田でお買いもの中に喧騒から離れてゆったりとした気持ちになりたい時、そしてほっとできるごはんやおやつが食べたい時。そんな時は、ぜひ足を運んでみてください。

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喫茶室KOHORO(阪神梅田駅より徒歩すぐ)
大阪市北区梅田一丁目13番13号 阪神梅田本店 7F
営業時間10:00~20:00
https://www.instagram.com/kissashitsu_kohoro/​

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カテゴリ:コホロ, SHOP訪問

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