15.07.10

岡本さんの器と淡路島のおいしいもの

11日(土)からコホロ淀屋橋店で岡本純一さんの個展がはじまります。いつもとは違うちょっとユニークな今回の展示会。器だけでなく、岡本さんが地元淡路島のおいしいものも紹介してくれるんです。

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■岡本純一さんと淡路島

淡路島は岡本さんの出身地、そして現在活動している場所でもあります。
岡本さんの活動は作陶だけにとどまらず、
淡路島美術大学(本物の大学ではありません)の学長の顔も持ち、
芸術や農、食、暮らしをテーマに様々な活動もしています。
また屋号である「Awabi ware」は淡路島の美しさ(あわび)から
つけられたもの、自分が暮らす町への思いが伝わってきますよね。

そんな岡本さんの話を聞いていると、どうやら淡路島には美味しいものや
魅力的なものがたくさんあるよう。展示会でお客様に紹介してもらうことに
なりました。

■発見!淡路島のおいしいもの

岡本さんが選んだおいしいものがこちら。

自凝塩、古代米、いかなご魚醤そしてひまわり油・なのはな油

自然のめぐみから生まれた淡路島のおいしいもの。左から自凝塩、古代米、いかなご魚醤そしてひまわり油・なのはな油

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島内で栽培された菜の花やひまわりを使ったオイルや、
淡路島の海水を濃縮し鉄釜で煮あげた塩、
地元のいかなごと塩を使った魚醤油、
そして淡路島の古代米です。

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■受け継ぐ器 Awabi ware

もちろん、岡本さんの器も販売します。
八角中深皿や輪花皿、オーバル皿など
Awabi ware定番の器を沢山つくってくれましたよ。

岡本純一さんの器

江戸時代後期に栄えた珉平焼(淡路焼)に学びつつ、生活工芸としての器を手がけています

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器づくりについて岡本さんと話をしていると
「受け継ぐ」という言葉が出てきます。
それは次の世代にも受け継いでもらえるような器を
提供していきたいという思いから出る言葉です。

岡本純一さん

器づくりを中心に、アートや子ども、農をテーマにした活動も行っている岡本純一さん。最近では自家採種の種を交換するシステム「たねポスト」の取り組みもスタートさせました

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「僕は誰かに師事してその技術や伝統を受け継いできたわけでは
ありませんが、大きな意味で長い焼き物の歴史や技術を引き継いでいると
もいえます。僕は古い道具や骨董、民藝に興味がありこの世界に入りました。
技術的には独学でやっていますが、師匠がいるとすれば古い器たちです。
その器たちは何の変哲もない雑器ですが、数百年と受け継がれて
僕の手元にあります。どれもとても美しいですし、日々使ってもいます」

「同世代の家族の食卓と、その子供たちが大人になって
食卓を囲んでいるイメージを常に持って、
普段使いの器づくりを 頑張っています」

■11日12日は岡本さんが淀屋橋店に在廊します

展示会はコホロ淀屋橋店、エンベロープオンラインショップともに
27日(月)までです。

コホロ淀屋橋店では会期中に淡路のものを使った
特別メニューをご用意しますよ~

限定メニュー

淀屋橋店限定販売のオーバルプレートに、淡路産卵を使った卵サンドと淡路の野菜を使ったピクルスを盛った限定メニュー

 

岡本 純一 展
「受け継ぐ器 Awabi ware」
2015.7.11(土)-27(月)
作家在廊日 7月11(土)・12(日)
<同時開催 淡路島の美味しいもの>
●エンベロープオンラインショップは
こちらのページでご紹介中です。

 

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