16.01.21

幼いころから箱や缶が大好きでした。お菓子やおみやげをいただくと、中身よりも気になるのがその入れ物。捨てられてしまわないようまっさきに「その箱ちょうだい!」とお願いする、そんな子供でした。

■断捨離ブームではあるけれど…

最近よく言われる「少ない物で豊かな生活」。
私も心地いい暮らしを目指して、箱や缶を整理しようと思ったのですが、
改めて見てみるとやっぱりいいなぁと思って処分することはできませんでした。
そんな愛おしい入れ物たちがこちらです。

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(左上から時計回りに)ヘアゴムを入れた紅茶缶、リボン入れにしているフランスのお菓子缶、細かい文房具を入れているのは今となっては懐かしいフィルムケース。大切なバッチコレクションは北欧みやげのワセリンの缶に、キャンディの缶はサイズや質感が好きで捨てられません。

 

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(左上から時計回りに)レターケースにしている黄色い箱は子供のころお隣のおばさまにいただいたチョコレートの箱、手芸小物入れのピンクの箱にはドイツ菓子が入ってました。海で拾った貝殻を入れているのはペリカンの画鋲が入っていた缶、オレンジの切手を貼った小箱は自分でリメイク。仕上げに水性ニスを塗っているので丈夫です。祖母からもらった和三盆の小箱はヘアピン入れにぴったり。クリスマス飾りはシックな菓子箱にしまってます。

 

並べてみたら自分で買ったものやお土産でいただいもの、
母や祖母のものに混じって、いつから持っているのか全く覚えていないものもありました。
中身はお菓子がやっぱり多いみたい。箱は四角、缶は丸が好きなようです。

 

■やっぱり使ってあげたい

以前はただ集めて、大切に持っているだけだった入れ物。
でもある日、和紙貼りの箱にうっすらカビのような斑点を発見し、
泣く泣く捨ててしまったことがあって
「ちゃんと使わないともったいないんだ」と気づきました。

今はコレクションでもありますが、
それぞれに役目を与えて使うようにしています。
使う度に楽しく幸せな気持ちになれるので、
これは私なりの心地いい生活なのかもしれません。
今年も自分だけの好きを見つけていけたらいいな。

 

sfukushima

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