2016.5.20
現在開催中のリゼッタの「フランスのカゴ展」では、フランスの職人さんが編んだカゴが並び、また、コホロのお店では日本の職人さんが編んだあけびかごのバッグや、ささなみカゴが店頭に並んでいます。暮らしの中でずっと使われてきて、職人さんによって受け継がれてきた「カゴ」。エンベロープのさまざまなカゴに出合っていくうちに、わたしもカゴを一から編んでみたくなりました。
■ 洗濯カゴを編む、そう決めました
ちょうど最近、家で壊れてしまった洗濯カゴを編むことに決めました。
今回使った素材は「ラタン」。
日本では「籐」と呼ばれているもので、軽くて柔らかく、丈夫であることが特徴です。
編み方をネットや本を参考にしつつ、作りたい大きさを決めて、いざ開始!
まず底部分から編み始めました。
ラタンを充分に湿らせて編んでいきます。
底は隙間のないようにしっかり編み込むデザインに。
と思っていましたが、なぜか編めば編むほど、既に大きな隙間が…
すぐに編み直せばよかったのですが、
おおざっぱな性格がはっきりとカゴにも出てしまいました。。。
とはいえ、初挑戦!
今回はまあ良しとして、
前向きに先に進むことにしました(笑)
底から側面へ。
少しカゴらしくなってきた気がします。
側面に進む前に編み方を変えて「三つ編み」という編み方をしたのですが、
この編み方をすることで底の部分も頑丈になり、安定感も増したような。
ここからはひたすら側面を編みこみます。
今度は慎重に、丁寧に。
どうにか完成しました…!
ざっくり編んでしまった部分…少しはごまかせているでしょうか。
途中、コホロのささなみカゴを少しイメージして、
中が見えるような“透かし”を入れてみました。
■ 職人さんってすごいなぁ
今回カゴを編んでいる間に、オンラインショップには
リゼッタの「フランスのカゴ展」でご紹介するたくさんのカゴが到着。
実際にカゴを編んでみたからこそ、
改めて職人さんが編むカゴの細やかさ丁寧さ、
ひとつひとつの編み目の綺麗さにうっとりしました。
■ 上達への道のりは遠く…
材料のラタンがかなりあまったので、もう1つ編んでみましたが、
まっすぐに編んでいるはずが、やはり歪んでしまいました。
うーん、2回目にしてもなかなか難しい。
上達への道のりは、まだまだ長そうです。
洗濯ものだけじゃなくて、翌日の着替えを入れたりしてもいいな。
マガジンラックにも使えそう、なんて使うシーンを思い浮かべてわくわくしています。