■　ずっと治らなかったお転婆でしたが…

子どものころの私はいつも母に怒られてばかり。
公園で落とし穴作りに精を出し、木登りに明け暮れ、
暇さえあれば男子に対決を挑む。

そんな少年のように過ごした少女時代からかなり月日が流れました。
大人になっても母のいうような女らしさは身につかなかったのですが、
近ごろ「足元から女らしく」というマジックに気がつきました。（今さらです…）

私が手に入れた魔法の道具はこちら。

かかとの高い靴です。

■　理想まであと少しを補ってくれる、背伸び装置

身長155㎝の私。小柄とも中背ともいえない中途半端な背丈。
理想は160㎝、いえいえせめて158㎝あったらなとずっと思っておりました。

なので“かかと”は、それほど高さはいりません。
憧れのバランスまであと一歩の距離を埋める、3㎝から5㎝あれば十分です。
そして太くて安定感があるのがいい。

この秋冬は、これらの諸条件を満たす靴に出合って、
シーズン中ずっとローテーションで履いています。

私を“かかと”あり派へといざなったのはこの一足。
「chausser」のレースアップヒールです。

かかとは5㎝あってやや高めですが、歩みはどっしり安定。
160cmになりきって颯爽と歩けます。縦長効果で細く見える！（気がする）

ヒールの魅力に気が付いたら、ワンストラップも出番が多くなりました。
こちらは「AVRIL」の4.5㎝ヒール。

目指す女性らしさを超えて、お姫様みたいな気分になれるとっておきです。

ずっとしまってあったレペットもよく履くようになりました。
こちらは3cmヒールです。バレーシューズもかかとがあると快適。
持ち腐れていたお宝復活です！

■　私、素敵になった（？）と嬉しい錯覚

かかとの高さを手に入れたら、背筋が伸びて、
なんだか動きもしなやかになるみたい。

自己満足ではありますが、自分が満足することが幸せの第一歩。
女の子らしくしなさいなんて言われて反発してたけど
女性らしくって、素敵とイコールなのかも。

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