フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
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2013.9.02
窓から入ってくる風が、少し冷たく感じるようになりました。
今年も、やっぱり短い夏でした。
フランス語を上達させるために いくつか本を買ってあるのですが、
まだ難しくて、読めずに置きっぱなしになっていました。
そろそろ挑戦してみようかと思いたち、ゆっくりですが読み始めています。
時間をかけてでも、まずは1冊最後まで読んでみようと思っています。
中世の民族衣装の文献から開いてみたのですが、
インスピレーションがむくむくわいて、すぐに持つ手を本から針に変えました。
機械が発達していない頃のもの作りは、限られた材料でも様々な工夫がされていて、
大変興味深いです。どんな技法が施されていたのか、実際にやってみたくなります。
読書の秋は、製作の秋にも繋がりそうです。
2013.9.2
ENYO ソリアノ