フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
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2014.1.15
ガレット・デ・ロワを一緒に食べましょうとお誘いいただき、
ノルマンディの海沿いにある小さな町へ、義理の祖父母を訪ねました。
ガレット・デ・ロワとは、アーモンドクリームの入った丸いパイです。
1月6日はこのパイを食べる日とされており、その前後になると、
おいしそうによく焼けたものがお菓子屋さんに並びます。
中にはフェーブという小さな陶製の置物がひとつ隠されていて、
切り分けられたパイにフェーブが入っていた人は、この1年幸福でいられるのだそうです。
必ず入っているフェーブは、お店によって違うので、
誰が当てても楽しい、とてもわくわくする新年の行事です。
この日のガレット・デ・ロワは、フランボワーズのパイでした。
ベーシックなものはアーモンドクリームのものですが、
最近は林檎を煮たものや、チョコレート入りなど種類があります。
お楽しみのフェーブを当てたのは、おじいちゃん!
人気マンガのキャラクターが出てきました。
2014.1.15
ENYO ソリアノ