寒さもようやく落ち着き、風に柔らかさを感じるようになりました。
3月に急に冷え込むこともあるのでまだ油断できませんが、一歩一歩春に近づいています。

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ここルーアンには、街の名前がついた伝統的な陶器があります。

ルーアン焼きは、ほんのり青みがかった白色軟質陶器で、素焼をした後に5色の釉薬で絵付をします。
街の販売店では、お花や鶏などの繊細な柄を、職人さんが手描きする作業を見ることができます。
ノルマンディの古いお家に行くと 必ずと言っていいほど、
ルーアン焼きのアンティークのお皿が飾られています。

義理の祖父母の家にもあります。
聞けば、お婆ちゃんのそのまたお婆ちゃんから引き継いだというもの。
地元で作られたものを、家族でずっと大切にしていることが素敵だと思いました。
沢山柄が入った大きな壷などは手が出ませんが、カフェオレボウルやミルクピッチャーなど、
小さなものは買いやすいので、誕生日の度にひとつづつ集めています。

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2014.3.4
ENYO ソリアノ