フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
ソリアノさんについての紹介記事はこちらから »
2014.6.05
ルーアンの街外れ、丘を少し登った場所へ引越しをしました。
まだここで暮らし始めて日が浅いですが、森が近くにあって、のんびり静かなところが気に入っています。
アトリエの窓には、洋服の余り布をはぎ合わせてリネンのカーテンをつけました。
風にゆれる水色のカーテン越しに外を眺めながら、鳥達のおしゃべりを聞いていると、ついつい気持ち良くなってしまいます。
新しいアトリエからは、これまで以上にリラックスした作品を発信できそうです。
草花がいきいきと輝いて、フランスが1年で一番いい季節になりました。
ノルマンディのフラックスは、6月中旬頃花を咲かせるそうです。
青とも紫とも言えない、優しいあの色の畑を想うと、今年もいよいよその時が来るかと胸が高まります。
2014.6.5
ENYO ソリアノ綾佳