フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
ソリアノさんについての紹介記事はこちらから »
2014.5.01
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夫が職場の方から、すずらんをもらって帰って来ました。
ジャムの空き瓶に入れて食卓に飾りました。
小さな花ですが、テーブルの横を通るたびにいい香りがしています。
フランスでは、5月1日にすずらんの花を贈る習慣があります。
すずらんは大変縁起の良い花であり、貰った人には幸福が訪れると言われています。
この日はメーデーですが、ヨーロッパでは春の訪れを祝う日でもあるのだそうです。
ルーアンの街はどんよりしたお天気の季節が長いので、
光が降り注ぐこの時期はとても気分がいいです。
冬のお日様はゆっくりと目を覚まし、かと思えばすぐ暗くなってしまいますが、
今日は夜の9時前に夕日がゆっくり沈んでいきました。
2014.5.1
ENYO ソリアノ綾佳