フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
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2013.1.25
いつもよりやけに静かな朝だなぁと思って、カーテンを開けると雪景色。
1月も後半に入り、そんな日が増えてきました。
外は凍えるほどで、まだ春の足音は聞こえませんが、
アトリエでは春夏の色鮮やかな洋服を縫っています。
暖かい季節が待ち遠しいですね。
最近まで作品を手掛けていた、リネンバードで行うブラウスのオーダー会がもうすぐ始まります。
リネンバードのお店にある生地を選んでいただいて、
ENYOのブラウスをお仕立てする企画なのですが、今年で2回目になります。
前回 少し店頭に立たせていただいて、ご自分の好きなもの、
似合うものを熟知されている方が多いと感じました。
特にシャツに関しては、皆さん大変こだわりを持っていらっしゃるのだな、と。
出来るだけご意向に沿った形で作りたいと思い、
今回は細かいカスタムにも対応できるようにしました。
写真のシャツは、ボタン付けを鳥の足跡のような “千鳥がけ” にしたものです。
よく見ると三つの趾のあとになっているのがおわかりいただけると思います。
あわせて胸にも鳥の刺繍を入れてみました。
こんな風にちょっと遊び心を加えるのも、楽しいです。
是非この機会にお立ち寄りください。
ENYO ソリアノ
2013.1.25