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![木曜日のエッセイ](https://info.envelope.co.jp/information/wp-content/themes/infotheme/images/202403_thu_essay_note.png)
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
vol.31 つながりを感じる手染め糸「マノス デル ウルグアイ」
第31回目は、つくり手から手渡されるようなつながりを感じる手染め糸「マノス デル ウルグアイ」です。
ムーリットがセレクトする数々のブランドの中でも、欠かすことのできないブランドが「マノス デル ウルグアイ」。糸のすばらしさはもとより、バックグラウンドに強く共感して扱い始めたブランドの一つです。
![](https://info.envelope.co.jp/information/wp-content/uploads/2025/02/manos-1.jpg)
スペイン語で「ウルグアイの手」を意味するマノス デル ウルグアイは1968年に設立された非営利の団体。
ウルグアイの貧困な農村地方に住むクラフトウーマン(女性職人)たちが、ウルグアイ産ウールを用い、伝統的な技法を活かして糸やニット製品をつくり、自分たちの手で経済的自立や社会進出を果たすことをめざしてコーポラティブを設立したのがはじまりです。
彼女たちがつくる編み糸はすべて手染めで、タグには染めた人のサインが手書きで記されています。それは自立した個人がつくったものであることの証。
そこに書かれた文字と糸を眺めていると地球の反対側にいる彼女たちから直接手渡されたような気がしてつながりをとても感じるのです。
(ムーリットスタッフおおやま)
◆ pick up item ◆
![](https://info.envelope.co.jp/information/wp-content/uploads/2025/02/manos.jpg)
テヒード ア マノス
ムーリット6冊目の書籍『Tejido a Manos』。マノス デル ウルグアイの糸を身に着ける楽しみを提案したパターンブックです。
![](https://info.envelope.co.jp/information/wp-content/uploads/2025/02/manos-6.jpg)
ウールクラシカで編むフィンガーレスグローブキット
やわらかなコリデールの原毛を手紡ぎした糸「クラシカ」。手仕事でつくられる糸ならではの素朴な質感が編んでいてとても楽しい糸。そんな「クラシカ」をざくざくと編む、フィンガーレスグローブです。
![](https://info.envelope.co.jp/information/wp-content/uploads/2025/02/manos-5.jpg)
Silk blend Fino miniskeinsで編むマフラー キット
「Silk Blend Fino」は、メリノウールとシルクがブレンドされたつややかで柔らかい肌触りの美しい糸。可愛らしいミニスケインが5色セットになっています。こちらのマフラーのキットは、5色を効果的に使いたくて、毎段糸を替えながら編むパターンにしました。
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