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20.07.31
《about linen》リネンと暮らすVOL.1/リネンのタオル
リネンバードがお届けする「about linen」。インテリアのリネン、そしてソーイングのリネン。よもやま話をあれこれをご紹介します。第3回目はリネンと暮らすをテーマに、タオルのお話です。タオルといえばコットンのイメージがあるかもしれませんが、リネンならではのよさがあります。
■リネンのタオルの特徴
●乾きがはやい
リネンはコットンなど他の繊維に比べ、水分を素早く発散します。繊維の組織に中空構造を持っているからです。そのため吸湿性も高く、水分や汗をすばやく吸い取ります。洗濯物が乾きにくい梅雨時や冬に活躍。
●汚れが落ちやすく、洗濯に強い
リネンは汚れが繊維の内部に入り込みにくい構造になっているので、汚れがついたとしても比較的落としやすい素材です。また、濡れると繊維の強度が増すので、繰り返し洗濯していくタオルにも適しています。
●しなやかな肌触り
リネンの繊維は、ペクチンを含んでいます。ゴムのような特性を持っており、表面に柔らかな質感を与えています。
●軽く、かさばらない
平織りのリネンタオルは折りたたむとコンパクトになり、かさばりません。乾きが速いので、夜に干したタオルも朝には乾いていて、すぐに持ち運びする旅の朝に便利です。
■織り方で変わる風合い
リネンバードでは、織り方の異なるタオルを扱っています。使い込んでいくと、だんだん水の吸い込み具合や肌あたりが変わっていきます。それぞれの特長をぜひ味わってみてください。
●パイル地
両面か片面にカットされていないループが織り込まれており、肌ざわりが柔軟で吸湿性に富みます。
●平織り
経(たて)糸と緯(よこ)糸が1本ずつ交互に組み合わせられ、織りがしっかりしています。 リネンは吸湿性に優れているので平織りでも充分水を吸い取ってくれます。平織りは特に乾きやすいのが特長です。
ヨーロッパの古くからあるホテルでは、昔ながらの平織りタオルでお客様を迎えているところが多くあります。
●ワッフル
お菓子のワッフルの表面のように、布面に凹凸の升目がある織物のこと。 蜂巣(はちす)織り、ハニカムともいいいます。表面積が広いので水分をしっかり吸収できる、軽く柔らかい織り方です。
カテゴリ:リネンバード, about linen
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