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25.01.27

ビラベックのウールの敷きふとんってどんなアイテム?ほかとの違いは?スタッフが寝具体験してみました

ビラベックの敷きふとんは、身近にありそうでなかったウール素材の敷き布団。高温多湿で冬もしっかり寒い日本では、ウールの敷き布団を味方につけると、驚くほど快適に眠れます。スタッフの寝具体験も含めて、商品の実際のところをご紹介します。

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■ビラベックの「ボゥルフ敷きふとん」とは?

最近ご紹介がはじまった「ボゥルフ敷きふとん」は、数々のウールパッドが世に出るきっかけとなった、もととなる寝具。

私たちは金沢の老舗寝具店ISHITAYAによるフランスウールピレネーベッドパッドを、ミルフィーユのように重ねることによって特別な寝心地があることを知り、その後、この「ボゥルフ敷きふとん」に辿り着きました。

▲新商品の「ボゥルフ敷きふとん」


ウールパッドは寝具のなかで「パッド(敷き寝具の上に重ねるもの)」というカテゴリー。ボゥルフ敷きふとんは「敷き布団」で、中に芯材が入っているのでパッドに比べるとずっしりとしています。


3.2㎏のウールの中身は、ビラベックならではのアルプス山脈の水を飲んで育った羊のメインボディの毛。

そして、たっぷりのウールが詰まったその側地は、表に通気性のよいマコ・トリコット生地(綿)、裏はレーヨンコットンのジャカート織の仕様になっています。

▲ミネラルたっぷりの水で育ったカールの強い羊の毛、裏面はジャカート織の仕様

横になってみると肩や頸椎をしっかりとホールドしてくれて、たっぷりのウールに包まれます。パッドを複数重ねなくても、たった一枚で脱力をかなえてくれるのが「ボゥルフ敷きふとん」のいちばんの特徴です。

▲一枚プラスするだけですばらしい寝心地をかなえてくれるボゥルフ敷きふとん

■使い方はマットレスや布団に重ねるだけ。見た目が似ているウールパッドや最近ご紹介したミルフィトッパーとの違いは?

商品の見た目からウールパッドとの違いが気になった方もいるのではないでしょうか。

さらにこちらは、最近ご紹介したラテックス素材の「ミルフィトッパー」との目的の違いも知ったうえで選んでもらいたいアイテムです。

価格と合わせて、それぞれ特徴をまとめてみました。

商品名と価格(シングルサイズ税込み)中材わたの量(重さ)特徴
billerbeck
ボゥルフ敷きふとん
(69,300円)
ウール100%
(ロイマリンドウール/フランス、ドイツ産)

3.2㎏
敷き布団という名前だが、マットレスや綿わた布団に重ねて使う。たっぷりのウールによって、一枚で首や肩を包み込むことができる。
ISHITAYA
フランスウールピレネーベッドパッド700
(44,000 円)
ウール100%
(フランス・ピレネー産)
1.4kg 
コンパクトでありながら、身体をやわらかく支えてくれるウールのパッド。ウールの量は700g/㎡で比較的軽量なため、持ち運びがしやすい。複数重ねるのも効果的な一枚。
ISHITAYA
フランスウールピレネーベッドパッド1000
(60,500 円)
ウール100%(フランス・ピレネー産)2.0㎏
上記アイテムの1000g/㎡バージョン。大柄な方で一枚使いしたい場合は、ウールピレネー1000もしくは、ボゥルフ敷きふとんがおすすめ。
Milfi
ミルフィトッパー(38,500円)
ラテックス100%4.0㎏体圧分散性を高め、身体をしっかりと支えてくれるラテックス素材のトッパー。腰痛改善には必須。ウールパッドとの組み合わせを推薦。


スペックを比較すると、こんな感じです。では、自分に合った商品はどれか順にみていきましょう。

★billerbeck ボゥルフ敷きふとん/使うなら一枚におさえて、たっぷりのウールに包まれたい派に

▲ウールが3.2㎏詰まっているので、「身体の保温、湿気対策」はもちろん、身体の重さが一部だけにかかることを防ぐ「体圧分散」に効果的な一枚。写真ではあまり厚さがないようにもみえますが、実際はパッドを複数重ねる必要がないほど、ウールの芯とウールが詰まっています

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フランスウールピレネーベッドパッド(700)/寝具の出し入れは軽い方がいい。お試しでまず使いたい方に

▲こちらのフランスウールピレネーベッドパッドは、ウールの量が1.4㎏で比較的軽め。とはいっても、ウールの気持ちよさは絶大で、これ一枚で寝心地がかなり変わるのではじめての一枚としておすすめです

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フランスウールピレネーベッドパッド(1000)/「できるだけ軽く、でもウール量はたっぷり欲しい。将来的に二枚重ねもしたい」方に

フランスピレネーウールベッドパッドの1000タイプは、ウール量も多く将来的には二枚重ねを考える方にぴったりな選択。ボゥルフ敷きふとんよりも軽めなので、わたの量は欲しいけど重さを抑えたい方に向いています

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Milfi ミルフィトッパーは、「今いちばんの悩みは腰痛。とにかく改善したい」方に

▲素材がラテックスのミルフィトッパーは、同じ寝心地を大きく改善させるアイテムの中でも目的がはっきりと違います。ウールとは異なり「支える」がメインで、跳ね返すちからがあるのがラテックス。体圧分散するのがメインで腰痛改善に役立ちます。ウールとのダブル使いもかなりおすすめです

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■実際にスタッフが横になって寝具体験してみました!

ほかの商品との違いは把握できましたでしょうか。実際にボゥルフ敷きふとんに寝てみたスタッフはどんな感想を抱いたのでしょう。

ふたりのスタッフに、3種類のウールの敷き寝具をすべて重ねたバージョン、ボゥルフ敷布団とフランスピレネー700の組み合わせ、ボゥルフ敷き寝具の単品で寝てもらいました。

「どこにも無駄な力がかからない状態に驚かされました」エンベロープスタッフわたなべ

ボゥルフ敷き布団、ウールベッドパッド(700)、ウールベッドパッド(1000)の3枚重ねに横になってみた感想は?
「まず驚いたのが敷き布団のやわらかさ。でも沈み込む感じではなく、無重力ってこんな感じなのかなと思わせるどこにも無駄な力がかからない状態に驚かされました」

ボゥルフ敷き布団(単品)に寝てみたら…
「3枚のあとに体験させてもらった2枚(ボゥルフ敷布団とフランスピレネー700)の組み合わせも感動的な心地よさでした。ボゥルフ敷きふとん1枚でも十分心地よかったので、(3枚や2枚のほうがもちろんよいのですが)買うならこれが欲しいなと思っています。

ふだん自宅で寝ているときは、反り腰で寝ている感覚があるのですが、浮いた部分もしっかりとホールドされている感じで、これならよい睡眠がとれそうだと思いました。欲しいです」

「雲の上で寝ているような心地よさです」エンベロープスタッフほしな

ボゥルフ敷き布団、ウールベッドパッド(700)、ウールベッドパッド(1000)の3枚重ねに横になってみた感想は?
「横になってみたら、まるで雲の上で寝ているような心地よさを感じて驚きました。頭や腰がやさしく包み込まれて、自然と姿勢がよくなり身体がとても楽でした」

ボゥルフ敷き布団(単品)に寝てみたら
「全体のバランスがよく、柔らかさと腰への負担が少なく安心感がありました。選ぶなら、ボゥルフ敷き布団だと思います。

ふだん寝ている場所がいかに硬いが実感しました。寝ていて身体が楽だったり気持ちよいと自然と感じられる事が大切だと思います」

いかがでしたでしょうか。

以前に寝具指導士の藤橋徹さんが「人の身体は寝具の硬さがうつるんです」(記事はこちら)と話していたように、敷き寝具にやわらかなウールを加えると、身体がひらいて眠れますよ。

ぜひ商品をチェックしてみてくださいね。

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:いい眠りのヒント集

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