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25.04.22
《いい眠りのヒント集》ふたつの視点で語る。イタリアンリネンの肌掛け布団ってどんなアイテム?
エンベロープ寝具店での取り扱いがスタートした、イタリアンリネンの肌掛け布団。これまでリネンブランケットは紹介していたけれど、リネンの布団ってどんなところがいいの?どんな人におすすめなの?つくり手とセレクト側ふたつの視点でお話しします。
■この夏のおすすめ。イタリアンリネンの肌掛け布団とは
ラミー100%のわたをイタリアンリネンで包んだ、ISHITAYAオリジナルの掛け布団。天然素材の優れた吸放湿性によって睡眠中もさらっと肌に密着せず、汗ばむことなく余分な熱を逃がしてくれます。
肌離れがいいリネンの布団、最初の着目点はどんなところだったのでしょうか。つくり手と寝具店スタッフの声をお伝えします。

納得してもらえるものを選びたかった。育てる楽しみがあるリネンの掛け布団です

わたなべ「夏場の寝具体験会でお客さまがイタリアンリネン掛け布団を掛けている様子をみて、とても気持ちよさそうで気になっていたんですよね。しかも、使い込まれている状態だから余計によかったんです」
みやした「育てるような楽しみがある布団ですよね。私は、これどう思う?ってわたなべさんが聞いてくれたとき、麻わたのキルティングシーツの気持ちよさを思い出して、リネンの層が身体の上にくるってやっぱり涼しいだろうなって思いました」
わたなべ「LIBECOのベッドリネンとの質と価格帯のバランスも合っているかなと思いました。やっぱり寝具は一度買ったら長く使うものだから、納得してもらえるものを選びたかったですよね」

みやした「私は春と秋の季節が短くて夏が長くなっているから、ブランケット以外の選択肢があるといいんじゃないかなと思いました。実際にサンプルを送ってもらったときにどう思いました?」
わたなべ「想像していたよりも薄くて軽かったです。そして早く洗ってみたいなって思いました。天日干しするだけでも中の感じが違いますよね」
みやした「軽くてコンパクトですよね。さりげないキルティングと側地のリネンの表情が洗練されていて、色もLIBECOのベッドリネンと馴染んでいますよね」
わたなべ「赤味が少ないフラックスでかっこいいですよね。LIBECOのシーツやキルティングパッドと併用して使って欲しいです」

私はタオルケットより肌離れのいいリネン布団派。毛羽が出にくいところが気に入ってます

エンベロープ「このオリジナルアイテムはどんな方のためにつくられたのでしょうか」
田中さん 「年齢層が40~60代の女性で、ちょうど更年期世代でホットフラッシュで悩まれている方などですね。エアコンは苦手だけど使わざるを得ない人のために、エアコンの冷気で身体を冷やさず、かつ熱がこもらず快適さを保って一晩過ごすことができる布団です」
エンベロープ「商品が生まれた経緯について詳しく聞きたいのですが……いつ頃に誕生し、麻わたから始まったのか、イタリアンリネンからじまったのかも気になります」
田中さん「3年前から販売しています。イタリアンリネン布団の前身の麻(近江)肌掛け布団は、少し繊維の毛羽が出て、それが気になるお客様がいました。しかし、人気の商品ではありましたので、なるべく毛羽が出にくい生地で新たにつくりたいと考えたんですね。
ハリ感のある現在の生地を採用してサンプルを作成したところ、想像していた以上によい出来となりました」

エンベロープ「田中社長はこの商品にどういう感想を持っているのでしょう」
田中さん 「タオルケットは身体にまとわりつく感じがあって私は苦手なんですが、これは側生地のイタリアンリネンのハリ感が肌掛けと身体の間に隙間をつくり涼しく寝ることができるので好きです」
エンベロープ「丸洗いできるのもよいですよね。洗濯後、商品がどんな風に変化していくのか知りたいです。あと耐久性についても教えてください」
田中さん「使用しているとリネンはやわらかい風合いとなってきますが、洗濯することで生地のハリが戻ります。夏はやはり汗汚れが多くなるので頻度高く丸洗いしてもかなり丈夫で長持ちします。何年とはいえませんが」

::まとめ::こんな方に向いている布団です
□ エアコンが苦手。または更年期世代のホットフラッシュで悩まれている方
□ 涼しさも重視するが布団の見た目もこだわりたい方
□ 真夏も布団が身体にまとわりつかず、さらっとした寝心地をかなえたい
いかがでしたでしょうか。単体での使用はもちろん、いちばん肌に近いところのケットとしても気持ちよくお使いいただけます。イタリアンリネンの肌掛け布団をぜひチェックしてみてくださいね。
カテゴリ:エンベロープの寝具店, いい眠りのヒント集