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2025.10.17

暑がり、寒がり、ノーマル……あなたはどのタイプ?3つの体質から考える、睡眠の質を上げる一枚

寒くなってきた時、肌にぴったりとフィットするものが欲しくなりますよね。そんなとき自分の体質に合った布団やブランケットを選ぶことで、寒い時期でもぐっすり眠れるようになり、眠りの質が大きく向上します。

ISHITAYAで満足度が高いといわれ、特におすすめの3種類を紹介します。あなたにぴったりの一枚はどれでしょう。

■ISHITAYAで満足度が高いといわれる3種類のアイテム。それは3つの体質タイプから考える、心地よい保温がかなう一枚

肌寒くなるとカーディガンを羽織るように、眠りのときも足したり引いたり日々の気温に合わせて調節することが大切。

ちょっとでも暑い、寒いといった不快を感じると睡眠の質が下がるので、温度調節に優れた一枚の選択肢があると快適に過ごせます。

▲今年5月に金沢で話をじっくり聞きました

ISHITAYAスタッフの武蔵さんに話をうかがうと、自分の体質に合った一枚を持つことで快適な眠りが得られるんだそう。

★「暑がりタイプ」……… 羊毛合い掛け布団
★「冷え性タイプ」……… 真綿肌掛け布団
★「ノーマルタイプ」………カシミヤブランケット

これらの中からどれが自分に当てはまるか。体質を振り返って、読み進めてみてください。

▲ISHITAYAスタッフの武蔵さんに話を聞きました。商品開発や仕入れ等を担当し、素材の品質について詳しいことから日々お客さまからの様々な相談を受けられています

■代謝が高く、汗をかきやすい。暑がりタイプ/羊毛合い掛け布団

《暑がりタイプの特徴》
「自分は寒がりだな」と感じることは稀。代謝が高く身体がエネルギーの塊みたいに感じることのある方や汗をかきやすい方は、放湿性能が高く、湿度をコントロールする「羊毛(ウール)」がおすすめ。

このタイプは真綿(シルク)などを使うと、逆に保温をしすぎて暑くなりすぎ、不快になってしまいます。代謝の高い子供の身体をイメージしてもらえるとわかりやすいです。

▲羊毛合い掛け布団


《このタイプに適した羊毛合い掛け布団とは?》
やわらかな肌触りと高い通気性を両立している「羊毛合い掛け布団」。代謝が高いタイプでも朝までぐっすり眠れる快適さを実現します。

厳選された健康なウールとオーガニックコットンガーゼを組み合わせてつくられています。優れた調湿機能でサラリとした肌あたりです。

《ウールならではのポイント》
□ 保温に優れた天然素材のなかでも、吸湿性と発散性に優れているのでムレを気にしない
□ 夏は涼しく、冬はあたたかい「天然のエアコン」
□ 小さなお子さまと眠る方にもおすすめの素材

羊毛合い掛け布団 商品ページ

■自分は寒がりだ…と感じたことのある方に。冷え性タイプ/真綿肌掛け布団

《冷え性タイプの特徴》
冬は常に手足が冷えがち。「寒がり」なことを自認している方は、繊維にたくさんの空気を含み、優れた保温性を発揮してくれるものがおすすめ。冷え性は体内で熱をつくる筋肉量や血行不良などに関係しています。

▲真綿肌掛け布団


《このタイプに適した真綿肌掛け布団とは?》
独特のもちっとした感触が特徴の「真綿肌掛け布団」。上質な繭を厳選し、絹を知りつくした職人たちの手作業によって生まれた真綿を何層にも重ねてつくられています。

繊維は細くて長く、しなやかでコシがあり、糸切れもほとんど起きません。保温性と保湿性にすぐれながら、ご家庭の洗濯機で洗えるウォッシャブル仕様で使いやすい一枚です。

《シルク真綿ならではのポイント》
□ 特有のぽってりとした弾力性で保温性がとにかく高い
□ やさしい肌あたりで埃を寄せ付けず、抗菌性能があり、細菌の繁殖を抑制します
□ シルクは豊富なアミノ酸を含んだタンパク質繊維。潤いと美肌効果も期待

ウォッシャブル真綿肌掛け布団 商品ページ

暑がりでもないし、かと言って寒がりでもない。ノーマルタイプカシミヤブランケット

《ノーマルタイプの特徴》
代謝が高く、汗をかきがちというわけでもなく、冷え性のように寒がりでもない。そんなノーマルの方は温度調節性能が高く、オールシーズンマルチに活躍するアイテムがおすすめ。


《このタイプに適したカシミヤケットとは?》
洋服に使われるトップクオリティのカシミヤ糸からつくられた薄手のケットは保温力があるので、嵩張らず、軽量。ほかの上質な掛け布団の特性を損なうことなく、調節してくれます。モンゴル産の約800gのカシミヤは柔らかく、ひと撫でするだけでその気持ちよさを体感できます。

《カシミヤならではのポイント》
□ 肌あたりがやわらかく、身体にもフィットするのでいつでも使いやすい
□ 眠るときだけでなく、お昼寝や夏の冷房対策にも活躍する

カシミヤブランケット 商品ページ

■お手入れの方法は?保管のポイントは湿気を除いて風通しのいい高い位置に収納すること

大切な布団はできるだけ長くお付き合いしたいもの。最後にお手入れ方法もチェックしていきましょう。

まずは、保管について。湿気と栄養分、熱が加ると虫食いやカビが発生しやすくなります。常に「湿気」を意識して以下の事柄を心がけてみてください(羊毛と真綿布団)。

□ 収納する前に一度天日干して余分な湿気を飛ばす
□ 保管は湿気のない場所に。水分は下部に溜まるので押入れやクローゼットの高い位置に収納
□ 布団には無臭タイプの防虫剤を添えてください
□ 布団袋のファスナーを完全に閉じてしまうのではなく少しファスナーを開けて通気する。風呂敷も有効で埃をよけられるのでおすすめです
□ 押入れもたまに解放して湿気をとばす
□ 虫は音がすると逃げるので、閉めっぱなしよりも日常的に開け閉めすると寄り付きにくくなる

▲ちなみにISHITAYAではこんなふうに湿気を逃す仕様で収納


洗濯についてはこちらの表をチェック。

羊毛合い掛け布団ウォッシャブル真綿肌掛け布団カシミヤ ブランケット
素材羊毛100%絹100%カシミヤ100%
家庭での洗濯× 
(専門店でのドライクリーニングを推奨)
×
(専門店でのドライクリーニングを推奨。どうしても洗いたい時のみウール洗剤で押し洗い)
管理方法
きれいに保つためのポイント
こまめに掛けカバーの洗濯とカバーをかけたままの天日干しこまめに掛けカバーの洗濯動物の毛は匂いがうつりにくく、汚れもある程度は弾く。擦らないように注意


羊毛合い掛け布団
天日干しをすることでキューティクルが開き湿気が逃げると同時に布団がふっくらとします。水洗いはできませんが、ドライクリーニングはできます。

真綿肌掛け布団
ご家庭での洗濯が可能です。中わたの量から乾燥には時間がかかります。湿気の多い時期を避け、天気のよい日に洗濯をして完全に乾燥させるようにしてください。

カシミヤブランケット
動物の毛は、においが移りにくく、ある程度の汚れであれば弾く性質があります。洗濯頻度が多いとその分傷みますので、状態をみながらケアしてください。

基本的には専門店でのドライクリーニングを推奨。ご家庭でカシミヤをどうしても洗いたい場合は、お水を張ってウール用の洗剤で手での押し洗いし、脱水は軽めで形を整えて影干ししてください。仕上げに低温から中温で軽くアイロンで整えます。摩擦には弱いので、擦らないように注意。


いかがでしたでしょうか。どのアイテムも、少し気温が変わったときにちょうどよく調整できて便利です。自分の体質に沿った一枚で心地よい眠りを手に入れてくださいね。

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:エンベロープの寝具店, いい眠りのヒント集

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