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18.12.27
編み込み練習にもぴったり!ムーリットのポーチキットが再入荷
販売から瞬く間に完売したムーリットオリジナルキット「ノルディックフォレストのポーチ」が、再入荷しました。シェットランドウールの糸で木々を編み込んでいくポーチは、編み込みの練習にもぴったりです。
■好きな色の組み合わせを選ぼう
ノルディックフォレストのポーチは、北欧の森をイメージした模様を編みこんでつくります。
カラーはブラウン、ベージュ、ネイビーそしてグレーの4色。メインカラー+2色の糸を使って編むので、お好きな組み合わせを選んでください。
使用するシェットランドウールは、なめらかで柔らかい糸。触り心地も気持ちがいいんです。
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▲大きさは約19cm×縦約17cm。化粧品や常備薬などを入れて
■キットの中身は…
キットには、Jamieson&Smith 「2ply jumper」糸3色と20cmのファスナー、編み方説明書が入っています。
3号(US3/3㎜)輪針または4本棒針、とじ針、刺繍針があればすぐに取り掛かれます。最後に縮絨するので、多少は編目が乱れても大丈夫。ぜひ挑戦してみてください。
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▲まずは作り目をつくって輪にします。5本組の両先棒針を4本使って、均等に目を分けねじらないように編みはじめます
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▲ぐるぐると輪編みをしていきます
■編み込みの練習にぴったり
編み物をはじめると挑戦してみたくなる編み込みですが、このポーチの模様はとてもシンプルなので練習にぴったりなんです。
最初からセーターなど大きなものをつくるのは大変なので、まずはこういった小物から挑戦してみてはいかがでしょうか。
■きれいに編む込むために。3つのポイント
ムーリットのスタッフに、きれいに編み込むコツを教えてもらいました。ポーチをつくる時の参考にしてください。
ポイント1:上側にくる糸、下側にくる糸を一貫させる
地糸と配色糸はどちらが上でも下でもOKですが、途中で変えたら×。編み目の出方が変わったり、糸がつれて模様がいびつになる原因に。一度決めたら、最後まで変えないこと。
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▲配色糸(ホワイト)を付けて編み始めたところ。ここから配色糸が上、地糸(ネイビー)が下になるよう編んでいきます
ポイント2:糸のテンションに気を付けて
裏側に糸を渡すときに引っ張りすぎると、編地が凸凹に。余裕がありすぎても、模様がきれいに出ません。編み地の裏側で糸を渡すときは、飛ばす目数分の長さを渡すようにしましょう。
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▲裏を渡す糸は飛ばす目数分を
ポイント3:渡り糸が長いときは、糸を押さえおく
裏側を渡る糸があまり長いとひっかかったり、編み地がつれしまいます。下の写真のように、後ろに長くわたる糸を押さえおきましょう。
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▲地糸(ネイビー)を連続11目編むところ。配色糸(ホワイト)を手前を通して下側に置いてから、地糸を編みます
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▲下側に置いた配色糸(ホワイト)を、今度は地糸(ネイビー)の手前を通して上側に戻し、そのまま地糸で編みます
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▲裏側を見てみましょう。裏を渡る配色糸(ホワイト)が地糸(ネイビー)でおさえられて、きれいに仕上がりました
編み込みをマスターすれば、幾何学模様を編む「フェアアイル」のセーターやカーディガンも編めるようになれるそう。ぜひこの冬、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
カテゴリ:ムーリット
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