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18.04.27
《スタッフ買い物帖》家の器に合わせやすい、淡い色の漆器
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。二子玉川shedの企画スタッフあまのが集めている、田澤祐介さんの木工の器をご紹介します。オンラインショップでは5月8日(火)15:00までの限定販売中です。
■漆の器を、日常に取り入れてみたい!
ぽってり厚みのある器より、陰影がきれいですっとした器。艶感のある器より、さらさらとした質感の器を集めています。
そうなると、家にある器の多くが磁器やガラス、ストーンウェア。白、ベージュ、灰色…と、薄くて明るい色味が揃っていきます。
木の器も取り入れたいけど、よく見かけるのは、あたたかみを感じさせるようなほっこりしたもの。その優しい手触りももちろん好きなのですが、なんとなく家の器に合わないな…と思っていました。
特に漆器は、かっこよくて使ってみたいけれど、すこし艶のある黒・赤の色は家の器に混ぜるとかなり浮いてしまうイメージ。そこで出会ったのが田澤祐介さんの漆器でした。
■北欧カラー×漆器 洋に似合う、和の佇まい
田澤さんの漆器ではじめて取り入れたのはお箸。細いラインが美しく、洋風の器にも、なじみがとても良いのです。
和の佇まいを感じさせながらも、色・形ともに洋風の器に合わせやすい漆器。なかなか出会うことはないなと思い、それから、田澤さんの器を少しずつ集めるようになりました。
田澤さんの漆の色はとても独特。特にめずらしいのがこの淡いブルーの漆器たちです。白漆を薄く塗って、日光に当てることで見たことの無いきれいな淡いブルーが生まれたそう。
その色は、北欧を思わせる色でもあり、洋風な器と並べても違和感がなくぴったり。和菓子の小豆色も映えますし、鮮やかなキャロットラペをのせてもおしゃれに決まります。
田澤さんの漆器を使ってみて初めてわかったのは、気張らなくてもよい、ということ。
レンジでチンはできないけれど、水、油ものを乗せても大丈夫ですし、洗剤で洗うことだってできます。そうなれば、日常になじむのもあっという間でした。
■今回新しく買ったのは…「隅切一文字盆 細雨彫」
そんな田澤さんに、先日、二子玉川shedで企画展を行っていただきました。お取り扱いのあるお店が少ないので、200点以上並んだ田澤さんの作品は圧巻。
その中の一部ですが、5月8日(火)15:00までエンベロープオンラインショップで期間限定で販売しています。
私は、やはりこの淡いブルーの漆器が好きなので、今回は、きれいな彫りが施された「隅切一文字盆 細雨彫」を選びました。細かい雨がサッと降っているかのような彫りは、陰影がとても美しいです。
おつまみのような前菜を3種類、横に並べても様になるし、焼き魚なんかを乗せても美味しく見えるだろうな…と思いを馳せながら。これから大事に使いたいと思います。
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