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20.03.10
《MOORIT》ソックス編みの練習に シンプルリストウォーマーを編みましょう
これからの季節、編み物好きの間で盛り上がってくるのが、靴下編み「ソックニッティング」です。今回は、ムーリットスタッフが靴下の練習にもなるシンプルなリストウォーマーの編み方をご紹介します。
■ソックス編みの練習にぴったり
手編みのソックスは、編むのもコーディネートするのも選択肢が多く自由自在、実は奥が深い作品カテゴリ。靴下ばかりを編む“ソックニッター”さんがいるほどの人気ぶりです。
ここでは「ソックスを編んでみたいけれど、いきなり挑戦するのは心配」という方におすすめしたい、シンプルリストウォーマーの編み方をご紹介します。
棒針編みの基本の編み方は「ムッシュムーリットと一緒に編み物はじめて教室」をぜひご覧ください。
■用意するもの
・ソックヤーン 約25g
・4号(3.25mm US4)の4本棒針または輪針
・目安となるゲージ:メリヤス編み10cm×10cm=13目×19段
ソックヤーンとは、素材をブレンドして強度を増したりお手入れがしやすいように加工された、靴下編みに適した手編み糸。
今回はウールとシルクがブレンドされた「ファイン ソック」(現在お取り扱いがありません)と、ムーリットの定番ともいえる「アレグリア」の2種類で、2ペアつくりました。
■さっそく編んでみましょう
輪針や4本棒針を使って、輪で筒状に編んでいきます。編み針の種類はいろいろありますので、お好みのお道具を使ってください。
マジックループをする場合、60cm~80cmの輪針が編みやすいと思います。マジックループのやり方は「ムッシュムーリットと一緒に編み物はじめて教室」7時間目でも解説しています。
糸始末をして、水通しをして形を整えて乾かしたら完成です。
■残り糸の活用にも
使う糸は、両手で約25g。ソックスを編んだ時に残った糸の活用にもなります。分量が足りなくても、ソックヤーン同士を組み合わせたり、左右違う色にして遊んでみたり。新しい発見があるかもしれません。
サイズを変更したい場合は、ゴム編みに合わせて2目ごとに増減してください。長さもお好みで、メリヤス編みの段数を調節してください。
春先や秋口の外出だけでなく、室内で手芸やパソコンなどをしているとき、手先が冷たく感じるときにも気軽につけられるので便利なリストウォーマー。
たくさん編んだら、家族やお友だちにプレゼントするのもいいですね。
■ソックニッティングの愉しみ
リストウォーマーで輪編みに慣れたら、次はスタンダードリブソックスに挑戦してはいかがでしょうか。靴下編みのポイントのかかとやつま先の編み方がくわしく載っていて、何足も編みたくなるシンプルなデザインです。
他にもムーリットでは、さまざまな靴下編みのキットやパターン、ソックヤーンを 揃えています。 みなさんもムーリットと⼀緒に、ソックニッティングを愉しんでみません か?
カテゴリ:ムーリット