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vol.4 ポルトガルのつくり手と私たちをつなぐ、CASTELLA NOTE
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。
「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。
エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
第4回目はポルトガルのものづくりを伝える「CASTELLA NOTE」です。
CASTELLA NOTEとの出合いは当時のリネンバードスタッフの高校時代の友人として紹介されたのが始まりでした。(こうやって、人と人のつながりでお取り引きが始まることも多いのです。)
主宰の村瀬さんが紹介するポルトガルの手仕事のカゴは、いわゆる「プロダクト」とは対極の位置にありますし、精巧で緻密な職人技……みたいなものとも少し違います。そこにあるのは、ざらりとしたつくり手の感触。
現地では子供から年配まで暮らしのなかで使われてきた馴染み深いもの。つくり手は、ナイフを片手の森に入って野生の原料を採集し、その場で下処理をして、編み上げます。即興演奏なようなものづくりは、とてもクリエイティブ。
野菜を自家栽培したり、水源から水をひいてきたり、そんなポルトガルの暮らしの延長線上でつくられたカゴたちは、なんだか日本では手に入らないような力強さや豊かさが感じられませんか。 ちょっとラフだけど、暮らしの道具だから丈夫だし、むしろそこがいい。
(エンベロープスタッフいしかわ)
つくり手ファイル
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