イベント・ニュースや読みもの note
vol.8 繊細さの中にある存在感。立田暁子さんのジュエリー
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。
「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。
エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
第8回目は繊細なのに存在感のある立田暁子さんのジュエリーです。
「ものづくりとは、自身を反映するものだと思っていますので、穏やかな気持ちで素材に向き合える空間と時間を日々心がけています」
そう話すのは、立田暁子さん。立田さんの日常とともにある小さなジュエリーは静謐な空気をまとっています。
そのなかにもいろんな表情があって、ビーズなのに凛としていてどこか強さがあったり、しなやかなやさしさがあったり。小さなビーズがいくつも連なってできた繊細なジュエリーだけど、存在感は大きいのです。
立田さんはブレスレットやネックレスを制作する際、手を動かしながら、時には手を止めることも。数日間身に着けて、触れた感じや目にした感じを確かめながら、すべてが美しく引き立つような配置を追求しゆっくりと時間をかけて完成していくそうです。
陽の光、カフェでのライト、いろんな日常のなかで表情を変えながらつけるひとに寄り添う。お守り、まさにそのことばが似合うなと感じます。
(エンベロープスタッフみやした)
◆ pick up item ◆
金色の内包物ルチルを含んだ水晶のネックレス。
ブラウスなどと合わせチョーカーのように首元を彩りを。
この記事で紹介したアイテム
最近の記事