イベント・ニュースや読みもの note
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
vol.32 イタリア・サルデーニャ島の伝統の布織物が息づくインテリアブランド「ANTOTE」
第32回目は、イタリア・サルデーニャ島の伝統の布織物が息づくインテリアブランド「ANTOTE(アントテ)」です。
つぶつぶと立体的な手織りで匠に表現された、幾何学模様のチェアシートやラグをつくるANTONE。ブランドのデザイナー Antonello Tedde(アントネッロ テッデ)が、生まれ育った島サルデーニャで古くから伝わる布織物や絵柄を、モダンに継承して進化させています。
Antonelloがつくるコレクションの多くは、地中海の島へ抱かれる鮮やかなイメージとは対照に、黒と白を基調とする洗練されたデザインが特色。
チェアシートはベーシックなANTOTEオリジナルのカラーに加え、リネンバードオリジナルのカラーをオーダー。綺麗に染めあがった糸の見本から、3色選び、現地の職人さんにお願いしてつくってもらいました。手織りで複雑に重なり合った、やさしい色の仕上がりに歓喜しました。
(リネンバードスタッフわたなべ)
◆ pick up item ◆
[ANTOTE HOME]ラグ STUOIA QUADRI SPEZZATI
丸い粒がぽんぽんと弾むユニークな手機織のラグ、 STUOIA QUADRI SPEZZATI。コットンとリネンの素朴な風合いが感じられる、アートピースなテキスタイル。エントランスやソファサイドをモダンに演出します。
[ANTOTE HOME]チェアシート ROMBETTI
伝統的な織技法のひとつ、点描画のような「ピビオーネ」で表現された幾何学文様のチェアシート。ANTOTE定番カラーに加えて、リネンバード別注カラーのアプリコットとオークルをご用意しました。