スタッフこぼれ話

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10年ぶりの出張、和歌山へ

10年ぶりの出張で、和歌山に行ってきました。
もうすぐオープンする食の専門店「FOOD HALL」でご紹介する、つくり手に会いに行ってきたのです。

海沿いを走る電車に揺られること2時間ほど。

明治12年よりつづく酢の醸造元へ。木桶の並ぶ神聖な蔵の中まで入らせていただき、そのあとは熊野三山の一つ、熊野那智大社も案内してもらいました。「今度はもっとゆっくりいらっしゃい」と見送られながら、その温かさに胸がいっぱいに。より一層、その蔵元のファンになってしまいました。


▲熊野那智大社の別宮、飛瀧神社では日本一の名瀑「那智の滝」を。拝所で滝に近づいた時、ふわっとこちらに風が…神秘的な瞬間でした

2日目は、梅づくりから手掛ける梅干しの生産者を訪ねて。

山の上にある畑からその麓にある干場、加工所まで全て見せてもらいました。梅を干したり、草刈りがあったりとお忙しかったと思うのですが「こうやって足を運んでもらえるだけでありがたいんですよ」と快く時間をつくってくださいました。

正直大きな店ではない私たち、しかも食品を扱うのは初めてだというのに、こんなに温かく丁寧に対応してくれるなんて…ちゃんとお返しするには、この魅力を皆さまにきちんとお伝えすることしかない!そう思いつつ、和歌山を後にしました。

FOOD HALLで紹介するものは、えっ!?と驚くほど手間をかけてつくられているものばかり。そしてどれも本当においしいんです!

オープンまでに準備が間に合うのかしらとはやる気持ちの一方、早く皆さまにご紹介したい(そして私たちも早く買いたい!)という気持ちでいっぱいです。