先週、「紅葉を見たいね」と神奈川県 仏果山に夫婦で登山へと出かけました。今年は天気が悪かったり脚を怪我したりで、山へ登るのは久しぶり。紅葉へと移り変わる途中でまばらでしたが、赤、黄、緑が混ざり合う景色はとてもきれいでした。

夫婦で山を登るときの、いつのまにかできた暗黙のルールがあります。

それは、登りは自分のペースで歩いて、会話をしないこと。

私たちにとって、生活の中で一番‟考えること”に集中できるのが、山登りの時間。スマホにもテレビにも3匹の猫にも邪魔されず、澄んだ空気のなかひたすら考えごとをする時間は、とても心地よくリフレッシュできます。

私は歩くペースがゆっくりなので相手の姿はほとんど見えなくなりますが、気にせずひとり黙々と歩きます。

▲登りながらこういう写真を撮ったりするのも、自分のペースで過ごせるので楽

そして頂上に着いたら、会話解禁。お昼休憩から下山までは、その日考えたことの共有をしながら、お互いのペースに合わせてゆったりと歩きます。

今までも、我が家の大事なことが決まるのが、この下山タイム。ひとりで登っている最中に、どちらかが何か大きな決意をすることが多いのです。

今回はお互いに衝撃発言は飛び出しませんでしたが、来年以降の話をじっくりとするよい機会になりました。登山シーズンももうすぐ終わってしまうので、今年中にあと1回は行きたいなと思います。